星の三魔官シスターズもとい星の〇〇〇〇三魔官シスターズ編の感想メモ。アプデ第3弾のラスボスのネタバレはありません。
タイトル
タイトル画面の元ネタは「星のカービィスターアライズ」。ジャハルビートとジャハルビリーバ以外のジャマハルダ住民は三魔官もハイネスも信じていないのか。サブタイトルは神様に祈りを捧げるだけでなく、自ら希望を探す旅に出たことから。Prayer song to Godの歌詞とは対照的。
登場ジングルは「Prayer song to God」のアレンジ。作曲者は石川淳さん。
2019年2月18日 追記
曲名は「三魔官シスターズ、恩義を…返す!」。パルルいわくあくまで恩義を返すため、今回だけの参戦らしい。プライド高い。でもキッスとルージュはそこまでは深刻に考えてないかもしれない。
スペシャルページ
スペシャルページも3人分用意されています。まずフラン・キッス。巫(かんなぎ)は神を祀り仕える聖職者、つまり巫女や神官のこと。ハイネスの命で祭壇に現れた悪を祓い、そして新たな楽園を探す旅に出た、というストーリーらしい。
次はフラン・ルージュ。こいついっつもキッスちゃんの話してんな。魂辛EXのスペシャルページでもキッスとルージュが実の姉妹なのか否かは結局わからずじまいでしたね。
最後にザン・パルルティザーヌ。キッスとルージュ、パルルとハイネスでペアとして扱われているらしい。ハイネスへの厚い忠義心は、2人よりもさらに悲惨な境遇から救われた過去に所以するのでしょうか。
通常のスペシャルページはこちら。平和なスタアラ☆特報の世界ですらフローティザセルコア(水に包まれた大きい敵)を冷凍コレクションに加えたがっていた大変ヤバイ人。CV.上田麗奈ははまり役であった。
キッスの部屋に行っては冷凍コレクションを溶かして怒られているらしい。解凍された生物は再冷凍されるのかリリースされるのか。スタアラ特報のアナザーボス紹介でボコボコにされるずんぐりピンクを想像して興奮するあたりルージュも大概おっかないヤツである。
「手を貸すのは今回だけ」だそうですが、ハイネスも救われたので対立する要因が見当たらない。あとはパルルのプライドの問題ですね。蓋を開けてみればネーミングセンス以外はこの人が一番マトモだったという。
巫(かんなぎ)たちの美技
三魔官シスターズの操作キャラは下+Bの「シスターズタッチ」で交代します。ハイタッチの直前に武器を一振りしますが、これにも攻撃の判定が存在します。ついでに敵を倒したりしかけを作動させたりする事が可能です。
3人合わせると炎、氷、水、電気、斬撃の属性を使用することが出来ます。風以外の属性なら付与できるのでアッチョイのパートナー適正も抜群に高い。
キッス、ルージュ、パルルともに、ボス時の技はほぼ全て使用可能です。ポジションチェンジ(エレガントエスケープ、バーストジャンプ、せん光のライトニング)まで搭載されています。
ちなみに一部技の名称がここで判明しています(キスカ・メテオやベルジュ・スラッシュなど)。全体的に技の威力が高く設定されているようです。
ただし強化版キッスの「フラン・フリーズ」は使用できません。フラン・フランベともろかぶりですしね。使用技は基本的にジャマハルダでの1戦目準拠らしい。
性能もボス時とほぼ同じ、というかむしろ攻撃範囲を維持したままスキが小さくなっています。キッスの氷菓やフローズンジェラート、ルージュのレッドホット・ベイクドソードはザコラッシュでとても便利。
シェイキング・ソーダ、オーブン・ウェルダン、カミナリオコシ、エレクトロエクレアといった大技は発動中無敵。敵の攻撃をかわしつつ大ダメージを与えることができます。
ちなみにボス時と異なり、攻撃ボイスを発するのは大技使用時のみ。
最大の目玉はデク……ではなく、シスターズころがり。画面全体に大ダメージを与える必殺技です。一度使用するとしばらく(2分くらい?)時間が立たないと再使用できません。カワサキのさいごのばんさんと同じですね。
シスターズころがりの威力はとてつもなく高く、ボスキャラのHPもごっそり奪うことが出来ます。特にゴールドン&シルバックスには効果てきめん。
言ってみれば時間が経てば再使用可能なクラッシュ。過去作の「メタナイトでゴー」シリーズのマッハトルネイドやメタナイツでゴー!の方がイメージとして近いかも。
三魔官シスターズの(武器による)技は、ブリザソード等のような「属性付きの武器」として扱われます。よってキッスの斧はフレイムチェーンを断ち切ることが可能です。
三魔官は技だけでなく機動力も異なります。とりわけパルルは他の2人どころか全キャラ中でも最高クラスのスピードと機動力を誇ります。ただ走って飛ぶだけでも非常に速いのですが、その場回避に当たる「せん光のライトニング」を用いるとフレンズヘルパーがついていけないレベルの速度を叩き出します。はやい。はやすぎるぜっ。
総じて、全キャラでもトップクラスの強豪で間違いなし。1人1人も強いのにそれが3キャラもいるという贅沢っぷり。解禁条件が厳しい最後のドリームフレンズだけに、ここまで頑張ったプレイヤーへのご褒美とも言える破格の性能を誇ります。
希望の旅路
懐かしのマップを出そうにも三魔官は今作が初登場。というわけで、これまでのドリームフレンズの再現マップを巡ることになります。皆の過去を回歴してもらおう、ということですかね。
星のタランザのマップでジャマハルダがドルムアーツ状態。キッスちゃんには辛いところ。
再現マップはなくとも専用の新マップは用意されています。3人の力を合わせて道を切り開いていきましょう。
ウィスピーウッズ、デデデ大王、メタナイト、クラッコの4体はアナザーボスと差し替えられています。
先により強いアナザーウッズが出てきたためか、ユグドラルウッズとは戦いません。
アナザーデデデに食べ物を運び続けるワドルディたちは脅されているのか何も考えていないのか……。
アナザーデデデ、アナザーメタナイトはフレンズにできません。まあデデデやメタナイトがいなくてもなんら困らない程に強いし速いんだけど。
またボスとしての三魔官やハイネスは登場しません。レベル3のラストは大型ザコラッシュの後にビビッティア(強化版)と戦って終了となります。
パワーアップもありライトニングレモネイドでアナザーツインクラッコがみるみる溶けていく。お前もカービィカフェのソーダにしてやろうか。
とても広いレベル5終盤の専用新マップ。属性対応ギミックもてんこ盛りです。フレンズに属性を与えておくとシスターズタッチの回数が減らせて楽ですね。
四隅にアイテムがちらほら隠れています。別に達成率とかには影響しないので扉に向かって一直線でもOK。
神降衛星エンデのマップでは動く足場の中でのザコラッシュが新たに挿入されています。フレンズも含め圧死に注意しながら戦わないといけないのでなかなか厄介。安全圏からソーダやエクレアで対処すると楽。
三魔官シスターズのキャラ名部屋は場所がちょっと特殊です。何回かやり直してようやく見つけました。
神降衛星エンデ2マップ目の、動くブロックエリアの突き当り右上にあるポイントスターを取ると、次々に新しいポイントスターが出現します。
ステージを逆走するようにポイントスターが配置されていきますが、気にせず追いかけていきましょう。
ステージの中ほどまで戻ると、行きにはなかった扉が出現しています。キャラ名部屋はこの中です。もちろん圧死しないように。
FRAMBERGE・PARTISANNE・FRANCISCA
ブロックはもちろん3人分あります。まずFRAMBERGE。
次にPARTIZANNE。
そしてFRANCISCA。それぞれの属性に対応したブロックやスイッチが用意されています。なお属性ブロックだけを残すと「FRIENDS」になります。
BGMはワールド3「暗黒ようさいジャマハルダ!」のアレンジ。作曲者は小笠原雄太さん。
2019年2月18日 追記
曲名は 「暗黒ようさいジャマハルダ!/スターアライズアレンジ ver.」。
三魔官シスターズの名前ブロック部屋にある扉に入ると、なんとエクストラスターδのラスト、初代グリーングリーンズを再現したモノクロステージに直通します。
WE♥KIRBY
ドリームフレンズ勢揃い。カービィ一人だけだったときとWE♥KIRBYの意味がまた違って見えますね。"WE"にはプレイヤーだけでなく、作中のフレンズたちも含まれていたと。
バルフレイナイト?戦BGM「三叉一閃の巫の熱情」
最後の相手はバルフレイナイトEX。魂辛EXにも登場する強化版となっています。その代りパルルやハイネスとの戦いはカットされています。というか祭壇に現れた悪ってこいつか?
BGMはアナディメの三魔官シスターズ戦と同じ曲。「あの星の友だちみんなが、ついているからだ!」と「ティンクル☆トラベラー」のアレンジです。作曲者は安藤浩和さん。
希望に満ち溢れた明るく力強い曲調は星の三魔官シスターズのクライマックスにピッタリ。神に祈るばかりでなく、自分たちの足で歩み始めた三魔官シスターズとハイネス。その旅路の先には、きっと夢と希望が待っていることでしょう。
2019年2月18日 追記
曲名は「三叉一閃の巫の熱情」。読みは「さんさいっせんのかんなぎのねつじょう」。 三魔官シスターズがそれぞれの大技を繰り出す必殺連携攻撃を想起させられますね。「この星をかけた魂の戦い」同様、本編の処刑用BGMが裏モードでは処刑される用BGMになる展開です。
星の三魔官シスターズ クリア!
三魔官シスターズのポテンシャルは極めて高いものの、3人いるが故に慣れにくいこと、各ドリームフレンズの再現ステージが詰め合わせにされていること、ボスがアナザーボスになっていることから、難易度はかなり高め。大トリを飾るだけのことはあります。
がっつりタイムアタックする場合はパルルで閃光のライトニング連発するゲームになる気がする。というか他の星の〇〇〇〇でも新たなタクシーにされるのでは……。
エンディング
エンディング最後の1枚絵はカービィと共にゴール扉に入る三魔官シスターズ。今回もいろいろありましたが、きっと彼女たちも星のカービィと旅路を歩んだ友に加われるはず。
エンドイラストは素顔のハイネスの腕を掴み優しい笑みを浮かべるパルルティザーヌと、一足早く上空で待っているキッスとルージュ。ゲーム中では険しい表情を浮かべてばかりだっただけに笑顔が尊い。
澄み渡る爽やかな青空、舞い散る花びら。彼女たちの将来を示すかのような清々しい光景ですね。今回はニルも含めてみんな救われて本当に良かった。
おまけ
もちろんストーリーモードのドリームしんでんで呼び出すことが可能です。ポン&コンを自分で要塞の門番に任命しておきながら自分で倒してジャマハルダに侵入する奇行に及ぶことも出来ます。まるでウルデラのメタナイトみたいだ。
(うむ、その通りだ)
(やだ、ルージュさんたら……。照れますわ)
「自ら要塞を沈めるだと!? この黄信号、正気か?」
アッチョイでもトップクラスの戦闘力を発揮してくれます。多彩さ故に主力技がわかりにくかったのですが、ライトニングレモネイドの威力がやたらと高いこと判明。基本的にはこれ一本で行けるみたいです。パルルは道中でもボス戦でもエース。さすがはリーダー。
ゴールドン&シルバックス、ツインクラッコ、メタナイト、三魔官シスターズといった複数体で登場するボスには大技が効果てきめん。画面端からソーダを撃ってるだけで一方的に敵の体力が削れていくのは痛快ですね。
紛うことなき強キャラ。クリア目的ならソーダなどの大技中心、タイムを縮めるならライトニングレモネイド中心に戦うと良さそうです。あとはやっぱりシスターズころがり。欠点といえば下Bのシスターズタッチが暴発しやすいことでしょうか。
ドリームフレンズ入りするとファイルセレクトやメニューの寸劇にも姿を現すようになります。ジャハルビートたちは事件後も三魔官に従っているようですね。
「ヒィッ……こちらに来ないでっ」
「キッスちゃん!? どうしたの!?」
「ジャマッデム!! オ・マ・エ・た・ち~!! キッスちゃんが溶けたらどーすんのよ!!」
chu❤