無料アップデート第3弾で「アナザーディメンションヒーローズ」が追加されました。ストーリーモードをクリアすると遊べるようになります。
星のカービィ スターアライズ オリジナルサウンドトラック (通常盤)
- 出版社/メーカー: エビテン[ebten]
- 発売日: 2019/02/14
- メディア: Video Game
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あそびかた
ハイネスが祈りを繰り返したことで異空間につながってしまった。このままではよからぬことが起きるぞ、異空間に消えたハイネスを見つけ出せ! という感じのストーリー。
ちなみにタイトル画面の曲は今作のメインテーマとフレンズフィールドのミックスアレンジ。作曲者は小笠原雄太さん。
2019年2月16日 追記
曲名は「アナザーディメンションヒーローズ」。
祭壇がどんどん禍々しくなるわ、ハイパーゾーンやファイナルスターが映るわでやばいことになってるなと思いましたが……カービィさんにぶん殴られて諦めないのは恐ろしい執念ですよ。マルクですらちょっとは丸くなったっぽいのに。というかマジにジャマハートに精神をやられてたらしい。
星の〇〇〇〇の回数だけハイネスは祈り続けたってことですか。少なくとも祭壇が変化した4回(+本編)は儀式を執り行っているはず。あとその回数だけギャラクティックナイト(とバルフレイナイト)も呼ばれてる。シフト入りすぎだろ。
ステージは「ディメンションⅠ~Ⅳ」で分かれています。最初はディメンションⅠを攻略し、次はⅡ~Ⅳを好きな順で攻略。すべてクリアすると最終決戦となります。
各ディメンションでは途中、ドリームフレンズにバトンタッチしながら進んでいきます。アップデート毎に分けられているみたいです。
- ディメンションⅠ→バンダナワドルディ、デデデ大王、メタナイト
- ディメンションⅡ→リック&カイン&クー、マルク、グーイ
- ディメンションⅢ→アドレーヌ&リボン、ダークメタナイト、ドロッチェ
- ディメンションⅣ→マホロア、タランザ、秘書スージー
異次元の高難易度ステージ
手に入れたフレンズハートの数で結末が変わると言われたので、あえてあまり集めないで進めようと思いました。各ディメンションの最初の一つを取らないと進めないので、最低評価は「0/120」にはならない。
BGMは「無限のチカラ(カービィWii7-3)→美の監獄(トリデラ6-5)→L86(ロボプラ6-4、6-5)→夢と寒冷地の面(夢の泉レインボーリゾート等のステージ曲)」のラストステージメドレー。作曲者は安藤浩和さんレインボーリゾートの曲がこんなに緊迫感にあふるる音色になろうとは。
2019年2月16日 追記
曲名は「The Legend of Last World」。
ダメージが大きいわ強制スクロールや圧死ギミックがあるわで、ハート収集以前にクリアだけでも結構緊迫感ありますね。残機も本編ほど増えないし。しかしちょっと頑張れば取れそうなハートをガン無視するのは結構もどかしい。
だだっ広い空間でザコや中ボスと戦うエリア。モタモタしてるとフレンズハートが落ちちゃうぞ。トリデラの4-4のブロッキー戦をもっと難しくした感じ。
昔なつかし彫刻教室。星のカービィ64から18年ぶりに4時限目が開講です。アドレーヌのエリアでこれやれたのが本当に嬉しい。属性ギミックを絡められているのがスタアラらしい。デカブーやバウンシーといった数字シリーズのキャラが配置されてるのも芸が細かい。
フレンズころがりエリアが非常に難しかった。ジャンプのタイミングがとてもシビアで何度か落下した。ドンキーコングリターンズじゃないんだぞ。
爆弾ブロックを壊すと上の足場が降ってくるという恐怖のトラップ。別名フレンズ殺し。マルクだってこんなイタズラはしたくなかった……はず。
ここどうすんだと思ったら、ミラーズ回てんぎりでバーニンレオの火炎弾を反射すればよかったんですね。他にも色々抜け道ありそう。こういうのは分かると気持ちいい。
謎解きの難易度はかなり高く、「流水を凍らせてからビッグダイナマイトに点火しろ。ただしフレンズハートの乗ってる方は爆発させるとハートが穴に落ちるぞ」なんてものもあります。本編の簡単さが嘘のようだ。
でも「一旦コピーを捨てて、能力星が消える前に星ブロックを吸い込んでどかす」「依頼人の頭をチュチュで撫でる(ノーヒント)」だの「キーホルダーがボス部屋の隅っこにひっそり置いてある」とかないだけマシか。
……というわけで気がつけばフレンズハートを普通に集めてしまっている。だってパズル解くの楽しいんですもの。星のタランザでも思ったけど、段階的に難しくするのが巧すぎてビビる。ハコボーイで培われたノウハウを感じる。
凶敵!アナザーボス
凶悪で異次元の強さと紹介されるだけありアナザーボスは非常に手強い。ディメンションⅠのアナザーウッズですら「ゴルドーとブレドーを落としてからすかさず吸い込みに移行する」「リンゴフェスティバル終了間もなくジャンププレス開始」など、植物らしからぬ高速ラッシュをしかけてきます。
ディメンションⅡのボスはアナザーツインクラッコ。まあこいつらはツインクラッコとそんな変わらない。
というわけで倒すと合体してアナザービッグクラッコに。PVでも披露した強風+雷の攻撃がとても厄介。クラッコの下が安全地帯とはいえ簡単には潜り込ませてくれない。あと爆弾落としや中央でのロングレンジビームといった初代EXの技を使ってきたのが嬉しい。
ディメンションⅢのボスはアナザーメタナイト。略してアメナイト。紫色のキャンディーを2つもプレゼントしてくれるぞ。ぶつかるとひっついちゃうので要注意だ。
いや勘弁してくれ。2人が小技出しながら残り2人でフォースホールディングスしないでくれ。殴っても殴っても防御力高くて体力減らないし。
ディメンションⅣのボスはアナザーデデデ。猛ダッシュで接近してからビッグバンすいこみしてくる食いしん坊。ジャンプ後の衝撃波は当たり前、スマブラまで我慢出来ないのかゴルドー投げも使っちゃう。通常版と違い前半戦の時点でとても強い。
アナザーボスたちは異空間に運ばれた恨みつらみや邪悪な思念から生み出された存在とのこと。ウィスピーとクラッコは敗れ去った同族たちの思念の集合体、デデデとメタナイトはジャマハートによって運ばれた思念から生まれたらしい。クラッコはカービィカフェで大量に溶かされてるしな。そりゃアナザー化もするわ。
ちなみにポン&コンのアナザーボスはいません。
ジャマハートの影響ではなく三魔官による洗脳であり、クラッコやウィスピーのように歴代の無念があるわけでもない、というのが理由ですかね。
アナザーボス戦BGM
アナザーボス戦のBGMは通常ボス戦「友ときずなの戦い」のメタルアレンジ。前半戦はストーリーモードと同じ曲、後半戦からアナザーボスとの戦闘BGMに移行します。小笠原雄太さん。
ただし「アナザーウッズ&アナザービッグクラッコ」と「アナザーメタナイト&アナザーデデデ」で曲の中盤部分が異なり、アナザーウッズとクラッコは通常ボスと同じフレーズ、メタナイトとデデデは「友と交わるその剣の音」と「マスクド・デデデのテーマ」のアレンジとなっています。
2019年2月16日 追記
曲名はアナザーウッズとクラッコが「異空をかけた戦い 」、メタナイトとデデデが「異空をかけた剣王との戦い」。
ファイナルディメンション
結局結構集めてしまった。ということで最終決戦へ。
最終決戦手前には各属性のコピーのもとが置いてある他、ドリームロッドが3本も落ちています。戦力を整えろってことか。
VS.ダークサイドハイネス
心の槍でジャマハートを突き刺すとおぎゃあと黒いハイネス様が誕生。その名もダークサイドハイネス。もちろん戦闘になります。
ダークサイドハイネスはハイネスの強化版。フードをかぶった状態の時点でなかなか手強く、3wayジャマや連続ジャママジャーマを初っ端から使用する、ブリザ・ハローアの紋章が6つになっているなど、大幅にパワーアップしています。で、倒すと……。
ヴ
ヴンマジシャスエヴィティリッガマポップーーーッ!!
やはりエヴィティリモードに突入。そして三魔官……ではなく三魔官と同じ服を被せられたデク人形を召喚。ただのデク人形らしく体力の回復もなし。
デクバットもデクころがりも本当はデク人形でやる技なんだろうなあ……。
デクころがりはスピードが大幅アップ。身体の小さいキャラなら画面の四隅を相変わらず安全地帯として使えるのが救い。他にもデクバットと同時に各属性魔法を発動したりと、元々強いのに更に強くなってます。
ちなみに戦闘曲は通常のハイネスと同じ。
VS.三魔官シスターズ
ハイネスを倒すと三魔官シスターズが登場。 服が白くなるとますます信号機っぽくなりますね。
ルージュちゃんに夢の泉のカービィレベルの決めつけをされてしまった。ペテン師と戦闘狂の影と改造マニアがいるせいで誤解を解くのが難しそうだ。
「またオマエのしわざか、ずんぐりピンク!」
「ちがうよ、ぼくは落ち着いてもらおうとしただけで……」
「うるさい! 消し炭にしてやるわ!」
妙ちくりんなネーミングセンスに定評のあるパルルもここでいよいよ「星のカービィ」呼びを解禁。「星のカービィ」の名前が敵から出てくると引き締まりますね。
というわけで三魔官シスターズとの決戦。
3人まとめてまるごしでかるくひねってやるぜ!
……と言いたいところだが、強い。普通に強い。
大技がスキも大きい技すぎるという弱点を数でカバーしている。3人がかりだからか体力も高く長期戦になりやすい。体力は個別に設定されておらず、全員で共有しているようです(ツインクラッコと同じ仕様)。
特におっかないのが後半戦の「オーブン・ウェルダン+エレクトロエクレア+シェイキング・ソーダ・スライダー」の三位一体攻撃。「ルージュのオーブンに当たるとふっとばされてパルルのエクレアも続け様にヒットする」という極悪なコンビネーションを見せてくる。体力がごっそり奪われるというか、残りHP次第では即アウト。火炎放射終了後のスキをカバーするキッスのソーダも当然厄介。こんなかたちでまんぷくカービィになりたくなかった。
もしかして三魔官シスターズの攻撃には「被弾後の無敵時間を無視する」というエゲツない仕様があるのかもしれない。
2019年2月16日 追記
もしかしなくてもすべての技に被弾後無敵無視の効果があるようです。
中ボスだのアッチョイの癒やしだのサンマだのパルメザンチーズだの言われた雪辱を果たさんばかりの大暴れっぷり。ガチで何度か負けるとは思わなんだ。
……でも高難易度の最大の要因は派手なエフェクトと大量のキャラと眩しい背景が織りなす視認性の悪さだと思う。数の暴力ってそういう意味か。というか三魔官シスターズとは一人で戦ったほうが楽じゃなかろうか。ボスの体力も高くならないし。
戦闘BGMは前半が「Prayer song to God」、後半がニルとのビーム合戦の曲「あの星の友だちみんなが、ついているからだ!」とフレンズスターの曲「ティンクル☆トラベラー」のアレンジ。PVでも流れてましたね。
2019年2月16日 追記
曲名は「三叉一閃の巫の熱情」。読みは「さんさいっせんのかんなぎのねつじょう」。
おしまい?
どうにかこうにかクリア。54個だとDランクでした。
三魔官シスターズを退けた一行はダンスを踊り終えるとテクテクとお家に帰るのでした。とっぴんぱらりのぷう。
そして不気味なSEとともに三魔官シスターズの身体から邪悪なオーラが出てきたところで画面が暗転。そのままエンディングに突入してしまいます。
SEともども、カービィ64の偽エンディング「バイバイ」が全力でオマージュされてますね。
ハッピーエンディング?
全然大団円な気分になれないエンディング。実際どう見てもバッドエンドだしね。あと大型のザコが大量に出てきて全体的にエフェクトが派手なせいか途中でエラー落ちした(あとでシアタールームで見直した)。
バッドエンド版スタッフロールのBGMは星のカービィ3の偽エンディングのアレンジ。非常にマニアックかつ的確な選曲がされている。ちなみにディメンションクリア後のファンファーレはこれのショート版。作曲者はどちらも小笠原雄太さん。
2019年2月16日 追記
曲名は「THE END…?」。ショート版は「めでたしカービィ」。
というわけでThe End?
難しい収集要素、BGM、演出と、何から何まで数字シリーズの偽エンディングが意識されているのでした。
「たまにはアイテムを全部集めてないとバッドエンドになるカービィがやりたい」という意見を散見していて、今の時代には厳しいんじゃないかと思ってたんですが、そうか「高難易度の追加モード」ならいけるのか。「頑張って集めてね」って堂々言えるから。
クリア後
クリア後は「つづきから」を選ぶことで自由にステージを選べるようになります。ハートコンプリート目指して頑張れってことですね。
三魔官シスターズは多分このモードでグッドエンドを迎えないと解放されないはず。フレンズハート何個くらいいるんでしょうね。結構条件厳しそう。
続きはこちら。フレンズハートコンプリートまでクリアしました。