星のドロッチェ、もとい星の〇〇〇〇ドロッチェ編の感想メモ。隠しボスやラスボスのネタバレ注意。
タイトル
タイトル画面は「星のカービィ参上!ドロッチェ団」のパッケージ。ストロン、ドク、スピンといった他の団員も描かれていて賑やか。サブタイトルはドロッチェ団が「大いなる力」を求めて宇宙を旅していることから。
参上ジングルは参ドロより「ドロッチェ団のテーマ」のアレンジ。作曲者は石川淳さん。 スタアラにも原曲が収録されています。
2019年2月19日 追記
曲名は「参上、ドロッチェ!」。参ドロのタイトルに忠実。
- タイトル
- スペシャルページ
- ドリームフレンズ ドロッチェ団
- 氷と炎と★の技
- ドロッチェ団はつむじかぜとともに行く
- バルフレイナイト戦BGM「真!ドロッチェ団のテーマ」
- 星のドロッチェ クリア!
- エンディング
- おまけ
スペシャルページ
今回のターゲットは黒きハートの宝石「ジャマハート」。なんでも闇の心が結晶化したものだとか。ヤバそうな匂いに惹かれ、つむじかぜとともに参上!
……懲りないなアンタ。スリルがないと生きていけないんだろうか。ジャマハートのせいでマッチョーマウスになったりしなきゃいいけど。
通常スペシャルページはこちら。口調も一人称も「あつめて!カービィ」準拠ですね。団長は気さくで面倒見がいい。あと乾燥肌でヌメヌメが苦手。
ドリームフレンズ ドロッチェ団
スペシャルページに「団員ひきつれ」とある通り、技「スピン/ドク/ストロンさんじょう」では各団員が参上します。実質ドリームフレンズドロッチェ団。
スピンは真っすぐ走って敵にぶつかると爪で攻撃、ドクはしばらくドロッチェの周囲を回転、ストロンはジャンププレスを繰り出しながら前方に進みます。
ちなみにすでにスピンが出ている状態で「スピンさんじょう」を使うと、したっぱのチューリンが参上します。ゆっくりはねながら進むだけ。かわいい。
ドクは電気属性持ち。周囲の敵への攻撃はもちろん、味方に電気属性を与えることも可能です。
ストロンは杭を打つことができます。専用コースにはちょうど3連ジャンプの幅に杭が設置されている箇所まで用意されています。
ドクで電気を通し、スピンに狭い道を進ませ、ストロンに杭を打たせる。団員を指揮して謎を解きお宝ゲット。これだ、これを待っていた! すっごい楽しい。
ウォンキィは広い通路に出てきてから倒すこと。でないとこのように鍵が回収不可能になってしまいます。
氷と炎と★の技
「アイスショット(レーザー)」はその名の通り氷属性。ようやくチリー(と水辺オンリーのカイン)以外に氷属性を扱えるキャラが出てきた。
アイスショットをチャージすると「アイスレーザー」に、さらに長い時間チャージすると「ごく・アイスレーザー」になります。またタメ中にガードすると、スパデラのジェットのようにチャージ状態の保存が可能です。
原作と同じくアイスレーザーを空中で発射することもできます。
「ドロッチェフレアボム」は炎属性。火柱だけでなく爆弾本体でも味方に炎属性を付与することができます。
チャージにも爆発にも時間がかかる上に、少し前方に飛んでいくので扱いには少々慣れが必要。そのかわり威力は高く、ボス戦でも優秀なダメージソースになってくれます。
団員と合わせてドロッチェは炎、氷、電気、斬撃、打撃の5属性が使用可能です。リック&カイン&クーには一歩劣るものの、謎解きでも非常に優秀。宇宙を股にかける盗賊団は伊達じゃない。
「サプライズボックス」を使用するとまず宝箱を頭上に掲げ、箱を地面に設置するか敵にぶつけるかすると箱が開きダークゼロの風船が出現します。昔は暗黒の支配者、今では盗賊団のマスコット扱い。
見てくれはコミカルですが、結構威力が高い上にしばらく残り続けるため、設置技として優秀。ボス戦開始時に設置すると効果的です。
そういや参ドロ原作のダークゼロも攻撃力はとても高かったんですよね。直前に肉とトマトのシャボンがなければラスボスとしてもうちょいマシな評価がされてたと思う。
「星のカービィ参上!ドロッチェ団」より
ちなみにダークゼロはなぜかデデデ城の宝箱に封印されていた「暗黒の支配者」にして、参ドロのラスボス。ドロッチェに憑依して宇宙旅行にご招待した結果、ケーキ探し中のピンクの悪魔にぶっ飛ばされました。過去の所業も不明。ケーキ失踪事件との関連も不明。
箱を開けたドロッチェへの憑依、黒い1つ目など、ダークマター族に近い特徴を有していますが、詳細はハッキリしていません。
「星のカービィ参上!ドロッチェ団」より
目の形とや炎氷電気の三属性を操る点など、スタアラのエンデ・ニルとの共通事項も見られます。
「トリプルスター」は3つの星を斜め下に発射する技。星はしばらく画面内で乱反射します。ぶっちゃけこれを連発してるだけでも強い。連射可能なおかげでボス時以上の凶悪さを発揮します。
参ドロでカービィが使ったときはスターロッドの亜種みたいな感じだったのに。やはり本来の所有者は一枚上手ということか。
ドロッチェフレアボムとトリプルスターと瞬間移動でダークドロッチェさながらに戦えます。三魔官よ、これが伝説の理不尽ボスだ! 「化けネズミ」の力思い知れ!
「星のカービィ参上!ドロッチェ団」より
こちらが参ドロのダークドロッチェ。ダークゼロに憑依されてしまったドロッチェの姿。火柱を吹き上げる爆弾に極太のアイスレーザー、高速移動と揃った超難敵です。
スタアラではダークドロッチェの技も使用できますが、ダークゼロに引き上げられた能力がそのままになっているんでしょうか。
アニマル意識であろう爪攻撃はぶっちゃけ影が薄い。ダッシュ攻撃は移動には便利だけど星の〇〇〇〇だとスピードアップしたら走ればいいしなあ。
ドロッチェ団はつむじかぜとともに行く
レベル1はプリズムプレインズステージ1の再現。異常にスカスカな敵配置までほぼそのまま。のっけから敵が多かった星のダークメタナイトとの差が激しい。極端だよフラグシップ!
「星のカービィ参上!ドロッチェ団」より
こちらがプリズムプレインズステージ1。おそろしく敵が少ない。呆れ返るほどに平和なポップスターです。
ドリームロッド入手時も帽子を抑えてオシャレにポーズ。ここでグーイが仲間になった。
グーイに舌の置き場所にされるドロッチェ。
フレンズフロアやマルチルートとびらで「チュー」ってネズミの鳴き声聞こえるんですけど、あれチューリンじゃなくて団長の声みたいですね。声は結構高いのかな。
レベル3はボイスボルカノステージ1の再現。参ドロ出身のザコはいまのところゴールデンワドルディ(と今回のチューリン)しか再登場できていなくて残念。
原作ではエンジェルの矢を使ってスイッチを押しましたが、今回はスピンの出番。
「星のカービィ参上!ドロッチェ団」より
スタアラにはスピンが歩くための足場が増設されているんですね。
参ドロのお宝争奪戦さながらにウォンキィとの競争パートが挿入されています。そうか、ドロッチェ団だけでなくゴールデンワドルディの代わりでもあるのか。
帽子の上に帽子を乗せる団長。結構嬉しそうな表情に見えるのは気のせいでしょうか。
秋の森を駆けるドロッチェ。絵になる図だ。帽子を抑えて走る姿がクール。
レベル5はギャンブルギャラクシーの再現。ここはステージ1だけでなく2や3も一部再現されています。ブロックでステージ1の背景の戦艦ハルバードが再現されていますね。
「星のカービィ参上!ドロッチェ団」より
珍しく原作と背景が近い。参ドロも中盤以降はそこそこ難易度高かったと思う。
大量の星ブロックをトリプルスターで破壊すると気持ちいい。
ラストはダークゼロ追跡パートの再現。岩役がころがる1000のワドルディで笑った。普通の岩じゃダメだったのかと思ったがスタアラにころがる岩が無いのか。回復アイテムのチェリーやショートケーキにもほっこり。
DAROACH
ウォンキィとの鍵争奪戦を経てDAROACHブロックに到達。BGMは参上!ドロッチェ団のタイトル曲のアレンジ。作曲者は石川淳さん。
2019年2月19日 追記
曲名は「参上!ドロッチェ団:タイトル/スターアライズ アレンジ ver.」。
バルフレイナイト戦BGM「真!ドロッチェ団のテーマ」
バルフレイナイトとの戦闘BGMは「ドロッチェ団のテーマ」のアレンジ。作曲者は石川淳さん。原曲の軽やかで少し怪しげな雰囲気に忠実なアレンジがされています。
元々のバルフレイナイト戦や他のドリームフレンズ曲と比べて明らかにノリが軽く、「こいつを倒してとっととずらかるぞ!」みたいな雰囲気になってる。道中からして団員の出番多かったし。
……うん、ダークゼロ戦の曲ではないんだ。ドロッチェ団に固有のテーマ曲があること、メドレーにするには雰囲気が違いすぎること、ダークゼロ戦のアレンジ難易度等を総合した結果なんでしょうか。
ただカービィ3の「VS.ゼロ」もアレンジされていないこと、背景が変化して「闇の物質」関連の何かが起きそうなことを考えると……もしかするのかも。しなかったよ……。
2019年2月19日 追記
曲名は「真!ドロッチェ団のテーマ」。「参上!ドロッチェ団」を踏襲した至極シンプルなタイトル。
星のドロッチェ クリア!
間違いなく強キャラ。適当にトリプルスターを振り回してるだけでも強いし、設置技を駆使すればボスをより素早く倒せる。使っていて面白いですね。
エンディング
最後のシーンは参ドロより、カービィとドロッチェ団のファーストコンタクト。
よくよく考えてみるとカービィはケーキ泥棒と勘違いしたままドロッチェを追いかけていただけですね……。
ドロッチェ団長が描いているのはダークゼロ。なんだかんだ気に入ったらしい。炎氷電気属性使うのもダークゼロリスペクト……なんだろうか。
画力は「アドレーヌ>>>>>ドロッチェ>リボン>>>ダークメタナイト」みたいですね。
おまけ
ドロッチェをニコーミフレンズすると、普通と違う見た目のケーキが出てきます。奇しくも横のダークメタナイトのおかげでコーヒーブレイクになってくれた。
「星のカービィ参上!ドロッチェ団」より
これは参ドロOPでカービィが食べようとしていたショートケーキと同じもの。なおドロッチェは「迷惑をかけたお詫び」として、同作のエンディングで同じケーキを送っています。
これからは銀河の果てまでケーキを追いかけずとも団長を煮込めばOKですね。
こちらが普通のショートケーキ。へいの区画のドロッチェ団ボス戦BGMが流れてるエリアに沢山置いてあってニヤッとした。
というかこの原作ネタのためだけに専用グラフィックが作られたのか……。
星のドロッチェではへいの区画はあまり冒険しませんでしたね。団長に水属性がないせいでエレキノコギが壊せないからか。
あつカビによるとドロッチェはトマトが嫌いなようですが、アッチョイのトマトによる回復量は他のキャラと変わりません。食べたものはちゃんと栄養になるんだぞい。
強キャラっぷりはアッチョイでも健在。特に三魔官やハイネスに対してすこぶる有利。置き技を駆使する、他のキャラとは一味違う戦い方ができます。クリア目的でもタイムアタックでも優秀。
チャージしてアイスレーザーを撃つよりもアイスショットを連打したほうがダメージ効率は良いらしい。ただしツイン系の中ボスや狸狐などにはごく・アイスレーザーが有効。
チャージしたほうが強いっぽい。
ティンクルスターアライズおよびフレンズスターの属性は氷。ver.3.0.0時点ではチリーとドロッチェだけでした。最終的にフラン・キッスを含めた3名になりましたね。
お宝かと思った? 残念ダークゼロちゃんでした!
「どけ! そこは私の寝床だ!」