ウルトラジャンプにて連載中の「ローゼンメイデン0―ゼロ―」の第1巻が2016年11月18日に発売予定です。
大正時代が舞台の新シリーズとなります。主人公は第3ドール翠星石。田舎から上京してきた鈍くさい使用人「菊」と出会い、物語が紡がれていきます。
どうやら、翠星石は一部の記憶を失っているようですが……?
バーズやヤングジャンプの頃と比べて雰囲気が明るくなっていると思います。賑やかで華やかな薔薇乙女はハイカラな華の帝都によく似合う。ギャグ、コミカルシーンも程よく挟まれています。
それでいながら「己の内面と向き合う」というテーマは健在です。繊細な表情の変化と心理描写はやはり秀逸。
第1話はウルトラジャンプ公式ホームページにて公開されています。翠星石の第1声にびっくりしやがれです。
当時の感想記事です。
「ローゼンメイデン」原作シリーズについて
Rozen Maiden新装版 1 (ヤングジャンプコミックス)
まず「Rozen maiden」がコミックバーズにて連載(2002~2007)され、現在は新装版全7巻が刊行されています。
そして続きとなる「ローゼンメイデン」がヤングジャンプで連載(2008~2014)され、こちらは全10巻が刊行されています。2作品合わせると全17巻。
つまり、これから過去作品を追うならばアルファベット表記の「Rozen Maiden」から読めばいいということです。
現在連載中の「ゼロ」は大正時代が舞台の前日譚に近い内容なので、これを追いかけながら過去の「Rozen Maiden」「ローゼンメイデン」を読んでも大丈夫でしょう。