ランキング#3(ブラードライン3人戦目標魔力G7000)で使ったブックのうち3つを紹介しています。
- 「水属性全体焼きブック」(くら☆ばーすと)
- 「地属性レベルダウンスペル+ドレインマジックブック」(大地と空のドレインサドン)
- 「火属性ドゥームデボラーブック」(ドレェ……)
ブック登録および画像出力には「リボルトポッセ」を使用しています。
水属性全体焼きブック
ブックコンセプト
スペルでHPが変動しない(「シャイニングガイザー」などでダメージを受けたり「グロースボディ」などでMHPが増えたりしない)アクアデュークとクラスターバーストを始めとした全体ダメージスペル、そしてドレインマジックを軸にした水属性ブック。広くて戦闘を起こしにくいからスペルで倒してしまおう、という発想が原点にあります。
ダメージスペルで敵の連鎖形成やレベルアップを遅らせつつ、魔力を抱えているようならドレインマジックで奪ってしまう、というコンセプトです。
アクアデューク以外の水属性クリーチャーはG・ノーチラスなど基本HPの高いものを選び、自分のダメージスペルで受ける被害を小さくするよう努めています。もちろんアクアデュークのアイテムとしても有用です。
アクアデュークと同じくスペルでHPが変動しないオドラデクはとりあえず置いて連鎖や周回ボーナスを稼ぐ係。カクタスウォールは水属性同士の競争に強くなると思い投入しました。一応地属性で連鎖を組むことも可能です。
水属性単一で組まなかったことにより、クラスターバーストの範囲の調整が行いやすくなっています。
当初はアンフィビアンを投入していたものの、MHP30ではろくに土地が守れなかったためカクタスウォールやゼラチンウォールと入れ替えとなりました。
アイテムはアクアデュークと相性の良いものを採用しています。バーニングハートやアングリーマスク対策となるダイヤアーマーと、ムラサメを破壊できるリアクトアーマーを2枚ずつ、計4枚。戦闘がほとんど起きないレギュレーションなのでこれでもちょっと余ったくらいです。リビングアーマーも要らなかったかも。
ダメージスペルを手札に抱え続けることも少なくないため、ドロースペルはフォーサイトが中心です。加えて、合成カードがある上に3人戦なのでギフトではなくフィロソフィーを選びました。
ブリードドラゴンのステータスはこの通り。HP固定と年齢の力を搭載しています。HPは80まで上げられるけど戦闘少ないしコスト的にもこれで十分。
雑感
全体ダメージスペルはとりあえず撃っておくだけでも、相手にクリーチャーの交換を促してレベルアップや配置を遅らせることができました。
手札に抱えているだけでもレベル上げを躊躇させやすいのでドレインマジックとのシナジーも良好。アクアデュークとオドラデクとブリードはダメージを受けず、それ以外もHPが高いので被害は小さい。
シャイニングガイザーはまさに切り札。一撃でふっとばすだけでなく、HPを削ってからアクアデュークで侵略することもありました。ただ持ってるだけでHP40以下のクリーチャーのレベルがほとんど上がらなくなるので見せ札としても有用。
欠点は侵略力がイマイチなのでひとたび高額を作られると心臓に悪いことでしょうか。あと敵のアクアデュークが倒せないので色かぶりがちょっと辛い。フェイトやマカラやミストウィングが多いブックなら全体焼き2連続でまとめて潰せるんですけども。
戦闘が少ないとはいえ実際に来られるとティアマトやファイアービークはやっぱり怖い。リアクトアーマーを採用したのもダイヤアーマー着たアクアデュークがティアマトのムラサメで切り伏せられたからだったりします。
地属性レベルダウンスペル+ドレインマジックブック
ブックコンセプト
アステロイドとサブサイドを見せ札にしてレベルアップを遅らせ、その間にドレインマジックで魔力を奪ってしまおう、というコンセプトのブック。逆にドレインマジックを嫌がってレベルアップしたところにこれらの妨害スペルを撃ちこむことも可能です。密命のサドンインパクトの主な仕事はこれ。
アイテム枠が節約しやすい地属性を選びました。「モルモ+ロックタイタン」「シルバンダッチェス+グレートタスカー」「キングバランorグレートタスカー+プラックソード」で侵略力もある程度確保されています。
援護アイテムでもあるストーンウォールなど基本ステータスが高いクリーチャーが多いのでボーテックスを2枚入れています。元々アイテムが少ないこともあり相性は良かったと思います。
ナチュラルワールドは世界呪いの上書き用。ミスティワールドを使われるとドレインマジックが死に札となり、妨害スペルでのサンドイッチというコンセプトが崩壊します。1回も見なかったけどソリッドワールドも一応天敵です。
前作で作成したこのブックのリボルト版でもあります。「ドレインサドン」は誤字じゃないです。
雑感
サドンインパクトが予想以上に強くて驚いた。前作のレベル3感覚でレベル4ができるので撃ちこむ場所には案外困らない。
今作はゲームスピードが早く、高額を踏ませたプレイヤーが一気に逃げ切ることも少なくありません。なので漁夫の利云々とは言っていられなくなってきました。
バインドミストやシニリティだと第3者に横取りされる危険がありますが、レベルダウンスペルは盤面全体の総魔力を減らすスペルです。「誰も得しない」おかげで時間稼ぎにはとても有用だったと思います。
またナチュラルワールドが思いのほか敵に刺さっていました。このブックの影の主役。ロックタイタンとの相性も素晴らしい。
アングリーマスクやバーニングハート、ネクロスカラベやリビングアムルは弱いくせに高いアイテムに成り下がり、シニリティの自壊も発生しない。バードメイデンやスレイプニルの強力な秘術も封じられます。強いカードに効果てきめん。
シルバンダッチェスは攻守ともに非常に強力、巻物道具援護クリーチャー破壊を忘れて突っ込んでくるプレイヤーも少なからずいました。
逆にこのブックが苦手としたのもシルバンダッチェスで、モルモを数枚セージに変えればよかったなと思います。自分だけ援護おばさん怖い。
ウォーロックディスクはほぼ毎試合手札破壊スペルの的にされていました。プラックソードは見せ札止まり。アイテムは改善が必要ですね。
先ほどの水ブックにも言えることですが、フォーサイトで今後の流れを知ってからフィロソフィーでドローできるのでカードの取捨選択がしやすかったです。中盤以降の重要度が低い防御型クリーチャーも多めなので大量ドローからのディスカードも苦になりにくい。
火属性ドゥームデボラーブック
ブックコンセプト
ドゥームデボラーとチャージステップを4積みした火属性ブック。チャージステップはクリーチャーの配置が主な用途で、デボラーを育てるためだけにわざわざ使うわけではありません。終盤に踏ませ狙いで敵に撃つことは1、2回あった。
最初は領地コスト枠をティアマトだけにしていましたが、火属性同士での競り合いで負けやすかったのでムシュフシュを投入しました。その他の火属性は防衛が得意なケットシーとバーナックル、援護持ちのシャラザード、秘術が便利なバードメイデンとドモビーを用いています。
またチャージステップのおかげでクリーチャーを近くに集めやすいため、火属性でありながらマッドハーレクインを3枚投入しています。
守りに頂点を置いたブックなので武器は不採用。育ったドゥームデボラーと相性のよいグレムリンアイやウォーロックディスクを用いています。
雑感
流石にデボラーとチャージステップ4積みは多かった気はします。終盤に来ても腐る。この枠をスクイーズやシャッターにすれば、より逃げ切りが狙いやすかったかもしれません。
というか育成に余計な手間がいらないので、特化ブックでなくてもデボラーは普通に採用していいと思う。
デボラーの秘術はほとんど使用しませんでした。魔力の注ぎ先足りえるクリーチャーは多めなので多少縮ませても構わなかったですね。
十分に育ったデボラーは横付けされたムシュフシュを先に殴り倒せにいけるし、フェイの秘術で育ってオーラストライクも準備したニンジャさえ躊躇させる。育ったドゥームデボラーに防魔をかけるとドヤ顔にもなりますよ。