※クリア後のネタバレにつき名前をふせてあります。
閲覧の際にはご注意ください。
鬼ランク「大決戦」3つ目のクエストの攻略記事です。画像多め。
ゆうしゃミッションの達成条件や攻撃パターンなどについて書いてます。
ボスに関する考察も載せています。
技名は小学館の「任天堂公式ガイドブック 星のカービィWii」および、電撃攻略本の「星のカービィロボボプラネット ザ・コンプリートガイド」を参考にしています。
アナザーランディア
異世界からあらわれた「黒いランディア」。
自ら冠って封印していた「マスタークラウン」の力に呑まれて暴走しているようです。
ランディアの強化版に当たりますが、後述するように、純粋にランディアEXの強化版とは言い難い部分があります(攻撃力や体力はこちらが上)。
難関である「40秒以内でクリア」攻略は記事後半です。
戦闘BGMは「星のカービィロボボプラネット」より「ファイナル・テイクオフ」。
ラスボス戦前のムービー「おねがい……アイツを……」で用いられている曲です。
ランディアとは直接関係ないものの、守り神を救うための決戦というシチュエーションにはピッタリでしょう。
クラウンの見せる悪夢を斬り払い、おちた翼に再び光を……!
行動パターン(前半)
いきなり画面奥から高速で「グライドアタック」で突進してきます。回避方法はEX版と同じですが、非常に素早いです。
次は左右交互に「ウィンドカッター」を飛ばします。
強風で近づきにくい上に接近してもすぐ逃げられるので、反対側に飛来するときを狙うか、守りに徹しましょう。
その次の「ツインブレスファイア」は画面端かランディアの真下が安全地帯です。
「ツインブレスファイア」後の「テイルアタック」でようやく地上まで降りてきます。
「ツインブレスファイア」中にチャージしておいた「たつまきぎり」「おにごろし火炎ハンマー」「タイムビーム」を当てるのも良いでしょう。
行動パターン(後半)
後半戦は2体ずつの「グライドアタック」からスタート。
EX版の「クアドラプルグライドアタック」は使用しません。
比較用 ランディアEXの「クアドラプルグライドアタック」
EX版の紅い瞳もクラウンの影響を感じさせるものでしたが、アナザーランディアは白目が深紅に染まっており、より深刻であることが伺えます。
次は2×2の放電攻撃です。このボスにしてはスキが大きい部類なので、石版を狙いたいところです。
クラウンをかぶった個体には1.3倍のダメージが与えられるのは以前と同じですが、無理しないように。
2018年3月4日 追記
この電撃攻撃はしゃがむだけで回避できます。
そして「ファイアレイン」→「フォーメーションパス」と攻撃を続けていきます。
「フォーメーションパス」の間にダメージを稼ぐと楽になると思います。
「ファイアレイン」はグライドアタックと組み合わせません。
「フォーメーションパス」は距離を詰めてきます。終了後はやはり息切れします。
アナザーランディアの行動について
アナザーランディアの行動は通常版とEX版の混合となっています。
通常版由来の要素
- 「ファイアブレス弾」が1発ずつ。
- 「グライドアタック」で身体を捻らない。
- 「ファイアレイン」は4体で行うパターンのみ。
- 4体での「グライドアタック」は2×2のみ(「クアドラプルグライドアタック」を用いない)。
- 回転十字電撃「グランドクロス」で反転しない。
- 後半の「ウィンドカッター」は片側から長時間。
EX版由来の要素
- 2×2で水平移動しながら放電する。
- 「フォーメーションパス」で距離を詰める。
- 前半は左右交互に「ウィンドカッター」を放つ。
- 左右交互に飛び交い真下に「ツインブレスファイア」を放つ。
- 画面奥から「グライドアタック」で突進する。
なお飛行移動を伴った広範囲への「ツインブレスファイア」は、上下移動のみのパターン(通常版)と上下左右に移動するパターン(EX版)の両方を用います。
直前のボスよりも遥かに手強いです。空中にいる時間が長く、切り札のタイムビームが非常に当てにくいのも困り物。
もちろん火力も体力もすさまじく、バタバタ仲間が力尽きていくうちに手に負えなくなり全滅orタイムアップ……なんてのもよくある話です。しかも回復アイテムが出ない。
ヒーローソードで挑戦し、ヒーローシールドをこまめに展開して4人で揃った状態を維持すると勝利が近づくでしょう。攻撃は「きりあげスラッシュ」と「たつまきぎり」で。
ゆうしゃミッション
プラチナメダル規定タイムは55秒以内です。
そしてさらにこの難敵を40秒以内に倒すというゆうしゃミッションまであります。
全クエストのゆうしゃミッションでも1,2を争う高難易度です。
以下に自分がマジックビーム、おともはヘビィハンマー×3での40秒切りについて記述します。装備は全員プラチナZです。
最初に画面奥から「グライドアタック」をしかけてきますが、ここでなんとかして最大タメのタイムビームを当てましょう。
「ウィンドカッター」中にも最大タイムビームを撃ってください。
ランディアがギリギリのところで上下しているせいで、当たったり当たらなかったりします。
さらにウィンドカッターの軌道はランダムなので、運が悪いとチャージ中に切り裂かれます。
祈りましょう。最大タメを3回当てれば時間が止まります。
時間を止めたら「ビームマシンガン」です。
ウィンドカッターでダメなら、せめて次の「ツインブレスファイア」で高度が下がった瞬間を狙いましょう。
後半は怒っている間に画面端に移動してタイムビームをチャージ。グライドアタック中にヒットさせます。
放電攻撃中に2回目の時間停止に持ち込んでください。最大タメを計3発当てれば再び時が止まります。
攻撃前、ランディアが四隅に移動し終わる直前に先読みで発射しておきたいです。
倒しきれなかったらフレンドメテオなりなんなりでトドメ。
前半パートの「ウィンドカッター」が難易度を跳ね上げていると言えます。
おともをハンマー3人にしたのは「おにごろし火炎ハンマー」で時止め中にダメージを稼いでもらうためです。
ヒーローソードだと「ウィンドカッター」を防げる一方で、時間停止中に「かいてんぎり」を外しまくったり、ヒーローシールドで防御に入ってしまったりと、時間を浪費しやすくなります。CPUは空中の敵に当たる「たつまきぎり」をほとんど使ってくれません。
ただしウィンドカッター中のヒーローシールドは有用なので、1人だけなら採用を検討してもいいかもしれません。
マジックビーム×4の場合、おともの行動(最大タイムビームを前半に用いるかどうか)に余計に左右されやすくなりますが、後半の難易度は下がります。
ランディオンヘルムの性能はこちら。
ゆうしゃミッション達成には、武器「ランディオン」は装備しなくてOK。
以下はランディアとマスタークラウンに関する考察です。
考察
「ランディア」「ランディアEX」「アナザーランディア」のマスタークラウンの比較です。
- ランディアとアナザーランディアのクラウンは形は同じで色が違う。ランディアは金色でアナザーランディアが黒。
- ランディアEXのクラウンはランディアやアナザーランディアよりも大きく突起部が増えている。
- 中央の宝石はランディアが緑。アナザーランディアとランディアEXは赤寄りの紫。
「星のカービィWii」より
ただし「星のカービィWii」ではランディアEXのクラウンは通常版と同じ形状です。
「星のカービィロボボプラネット」より
ロボボプラネット版ハンターズの時点でランディアEXのクラウンは現在の形になっているため、ここでデザインのリファインがされたのでしょう。
「星のカービィWii」より
これはWiiのラスボスとも異なる形です。
あちらは頭を鷲掴みにする格好ですね。
まるで獲物を捉えたかのように……。
マスタークラウンは極めて恐ろしい代物で、下手に力を引き出そうものならば、その無限の力に支配されてしまいます。
「星のカービィWii」より
そして……「もはやクラウンそのもの」と言える怪物に成り果てるのです。
仮説ですが、ランディアであれば、マスタークラウンが暴走しない程度に力を引き出せるのでしょう。
クラウンの「成長」を抑えつつパワーアップを果たせるわけです。EX版の瞳が通常版より赤いのはクラウンの影響だと考えられます。
そのランディアが無限の力に呑まれてしまうとは……一体なにがあったのでしょうか。
異世界の守り神を狂わせた黒幕がいるのかもしれません。
その身は暗黒に染まりながらも竜の姿を保ち、クラウンの成長を阻んでいるのは、ランディアの神格がなせる技でしょうか。
4つ首の守り神は、クラウンの支配にまだ抗い続けているのだと思います。