ポケモンのドット絵シリーズの第2弾が登場です。かなり評判が良かったらしく、特にアメリカで過去最高の人気を誇ったとか。
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おつきみやま、ハナダのどうくつ、サファリゾーン、イベント入手ポケモンなどテーマ毎にまとめられているっぽいですが、残りのカントーポケモンで構成している都合上苦しいものも散見されます。ベロリンガ台は福袋みたいですね。
ポリゴンと愉快な仲間たちの台では何かしら落とすと上からゴーストが降ってきます。
ライバル、シバ、ワタルの使用ポケモンの台にゴローニャがいるのはイワークじゃなくてこっち使えよという当て付けでしょうか。初代にゴローニャを使うトレーナーは居ないのでちょうどいい。
前回登場しなかったポケモンと合わせてこれでカントー151匹コンプリート……と言いたいところなんですが。
実はニドリーノだけ居ないんですよ。
こちらは前回のドット絵シリーズで登場した、オープニングとマサラタウンをイメージした台になります。
初代OPでゲンガーと戦っていたのはニドリーノですが、この台では進化前のニドラン♂が置かれてしまっているんです。
おそらくはこのミスが見落とされたまま今回もニドリーノのバッジが用意されず、ただ1匹だけドット絵バッジが存在していないのでしょう。
うーん、これどうするんだろう。公式としては151匹コンプリートさせたいはずだし。というか1匹だけ居ないのは気持ちが悪い。ニドリーノを1手で楽勝で取れる新台を急遽用意するのが妥当なところでしょうか。
茶番タイムでは新コーナー「バイトの知らない世界」が始まりました。どうせ最初で最後なのでしょう?
テンチョー特選のポケモン図鑑テキストをバイトと一緒に見ていくことに。ソフトによって図鑑説明は異なりますが、今回は「赤・緑」のものが紹介されています。
まずはコラッタと双璧をなす1番道路の番人「ポッポ」から。
たたかいは すきではない。くさむらの なかに かくれて ちいさい むしなどを とらえる。
「ポケットモンスター赤・緑」より
ハト派ってことなんすかね。ただしダイヤモンド・パール以降は強烈に反撃される例も確認されているようです。もしやすっげぇ砂かけられるのか。すなあらし覚えないぞ。
砂かけ連打の鉄砲玉を強いられているんだ。
お次は山男の傍らにいること20年、みずタイプくさタイプの経験値となってきた「イシツブテ」です。
まるくて もちやすいので つかんで あいてに なげて ぶつける イシツブテ がっせんが できる。
「ポケットモンスター赤・緑」より
加えてドサイドンの手のひらに詰められて射出される始末。ちなみにポケモン不思議のダンジョンシリーズには「いしのつぶて」という投擲アイテムが存在します。
青バージョン以降に書き下ろされた図鑑テキストではイシツブテ合戦には全く触れられていません(ファイアレッドの文は赤・緑の流用)。できると、可能であるとは言ったが行われているとは言っていない。危ないから禁止されたのかな。
なに公式で用意してんすか……。
最後は3択でどれかひとつだけ聞くことができます。ただし無料プレイ開始前に3DSのHOME画面に戻ってソフトを起動し直せば、またバイトトークを最初から聞くことが可能です。この仕様は毎週同じ。
「おしょう」「アッカ」「じんすけ」「マー」様々に名を変えて旅人から手渡されてきた永遠の便利屋「カモネギ」の登場です。
じぶんの すを つくるための しょくぶつの クキを いっぽん いつも もって あるいている。
「ポケットモンスター赤・緑」より
※ネギの可食部は根っこです。
カモネギ自身もそうですがこの植物にも謎が多いですね。ポケモンにカモネギと名付けられるくらいだし、ポケモン世界では「ネギモドキ」「カモネギソウ」「ナベクサ」とかそんな呼ばれ方をされているんだろうか。
激おこプンプンぶたざる「オコリザル」の紹介はこちら。
いつも もうれつに おこっており にげても にげても どこまでも おいかけてくる。
「ポケットモンスター赤・緑」より
後の作品でも「目線が合うと怒る」「寝ぼけたまま怒りだす」「世界の果てまで追いかけて叩きのめす」と物騒なことばかり書いてあります。
ところで、記念すべき猿ポケモン第1弾をどうして「ぶたざる」というキテレツな生物にしたのだろう。
最後は大人よりもすいすい素早いピチピチベイビー「ニョロモ」になります。
スベスベした くろいひふは うすく しめっている。ないぞうの いちぶが すけて うずまきじょうに みえる。
「ポケットモンスター赤・緑」より
内臓が透けて見えるおたまじゃくしは実在するそうです。というか正にニョロモのモデルでしょう。
もちろんニョロトノも……。内臓が透けて見えるカエルもやっぱりいるらしい。グーグル先生に聞いてみよう。かなりモロな画像を出してくれます。
他にもIQ5000のフーディン、ジャンプで東京タワーを飛び越えるポニータ、地元(誰の?)では宇宙生物と疑われているスターミーなど、初代のポケモン図鑑にはエキセントリックな記述がいくつも存在します。
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