2017年1月9日 追記
公式Miiverseの投稿などを元に情報を追加。また文章の推敲、改定、加筆などを行いました。画像も数点追加しています。
ストーリーモードクリア後のモードに登場する強化版のボスについて感想とか攻略とか。技名は小学館の攻略本より。
今回はエリア1と2のボスに関してです。
Re:ウィスピーボーグ
ウィスピーボーグの強化版。「メタナイトでゴー! リターンズ」「真かちぬきボスバトル」に登場する。目がバイザー型になりタンクボウルは黒くなった。
なお「メタナイトでゴー! リターンズ」では1-1と6-8で追いかけてくる個体もこのリニューアル版となっている。
よく見るとこの岩はリンゴ型になっている。
行動スピードが上昇しており、パターンを覚えないと被弾しやすい。他のボスにも当てはまるが、こいつは元が弱めの1ボスのためか特に顕著である。
岩が大きくなり数も3つに増加している。ミサイルは上下2発同時に発射するようになった。
ちなみに岩からはストーン、ミサイルからはボムがコピーできる。
最初の行動は左側への大ジャンプで確定している。少し右に動いて反撃を狙おう。
「フルーティタンク」で落とされた「タンクボウル」爆発後の炎上が長続きし、次の岩投げやミサイルまで火の海となってしまう。壊すなり吸い込むなりで爆発前に排除したい。
フルーティタンクは画面端にいればほとんど当たらないが、戦闘が長引くと端に届くパターンが用いられる。
第2段階では等間隔にジャンプしながらフィールドを周回する新技「サークルバウンド」を披露する。「サークルダッシュ」と違って空中にいてもぶつかってしまう。
サークルダッシュはスピードが飛躍的に向上し、継続時間も長くなった。
ミサイル攻撃も左右交互に発射される、2列に並んでいるなどの強化を遂げた。その代わり大きな星型弾は作りやすい。
通常版と異なり、フィールドが狭くなろうとお構いなしに踏みつけ攻撃を繰り出してくる。いきなり飛びかかってくるので驚いた人も少なく無いだろう。
ドリルミサイルを5発同時に射出する、くっさくドリルでの連続突きの後隙が非常に短いなど、他にも大幅なパワーアップを果たしている。
ドリルミサイルは何かしら攻撃を加えれば破壊可能。タンクボウルはスライディングでも弾き返せる。
トリデラの「ウィスピーフラワーズDX」にはやや劣るだろうが、歴代ウィスピーではかなり強い部類である。狭いフィールドで戦う頃には敵の体力が少ないのが幸い。
燃費も良くなり排気ガスも削減され、製造コストも旧式の半額と良いこと尽くしである。環境に配慮した省エネ開発の結果がこれなら万々歳といえよう。
……海を砂漠にするような環境開発をしている会社にエコロジーを掲げられてもなあ。
Re:ホログラフ防衛システムズ
ホログラフ防衛システムズの強化版。十字のような形になり、一部の機体は投影するホログラフに合わせカラーも変わっている。ホログラフの色は水色から紫色になった。
これ自体の戦闘能力は相変わらず皆無であり、ホログラフ全滅後は「システムエラー」を起こして逃げまわるのみ。
だがスピードがやたらと速く、クリアタイムへの敵対性能は大幅強化されてしまった。カービィの背中側に動く傾向あり。時間とともに鈍くなる。
この防衛システムは他の星に眠っていた設計図を元に制作されたが、一部データの欠損により本来の性能を発揮できずにいるらしい。
その形状から破壊されるとフレームだけになるところまで星のカービィ64のピクスにそっくりだが、戦法はまるで異なる。
ピクスはあれら自体がビームサーベルや光弾で攻撃してきたのに対し、ホログラフ防衛システムズは過去の戦いのデータを元に制作したホログラフを投影して戦わせている。外見以外はまるで別物である。
形状や基本データは再現できたものの攻撃性能を搭載できず、穴埋めとしてホログラフ生成プログラムを組み込んだのだろうか?
2017年1月9日 追記
ゼネラルディレクター曰く、これのデータはスージーが事故で異世界に飛ばされ、様々な世界と繋がったときに入手したとのこと。
筆者の憶測だが、時空を超えて「星のカービィ2」や「星のカービィトリプルデラックス」の冒険を垣間見た……のかもしれない。
Re:ホロ・クラッコ
ホロ・クラッコの強化版。これを投影した機体の色が白と紫であるため、ウルデラの「クラッコリベンジ」がモチーフだろう。
ウルデラで編み出した「クロスサンダー」が解禁された。クラッコの真下より少し右か左に潜り込めば攻撃し放題となる。
ワドルドゥと一緒にガラクタを落とす、「雨ふらし」で横に移動する、「イナズマ落とし」で往復するなど、トリデラの「クラッコDX」前半戦とほぼ同じである。体力は低いので手早く片付けたい。
分析すればするほどに攻撃パターンが新しく発見されていき、システムのリニューアルによってその一端が開放されている。
トリデラで見せた「天からの災雷」「ロングホーン」「イナズマボール」は再現されていない。フロラルドでの戦いはまだ解析中と思われる。
カービィ2のコクラッコやビーム射出など、こいつの技はまだまだ存在する。カンパニーの技術をもってしても分析完了には時間を要しそうだ。初代からの最古参は伊達じゃない。
Re:ホロ・ローパーズ
ホロ・ローパーズの強化版。外見は星のカービィWiiの「スフィアローパーズEX」に準じており、目が1つになっている。
紫の個体が「ミニブラックホール」を、赤の個体が「バーニングアタック&セカンドアタック」を使用するようになった(ホログラフではどちらも紫色だが)。
ミニブラックホールはカービィを少しずつ引き寄せていく。接触しても吸い込まれはしないがダメージは受けるので注意。
バーニングアタックでは高さをカービィに合わせて突進し、画面の半分くらいまで到達すると狙いを付け直してセカンドアタックを繰り出す。
2体で飛び回りながら操作を妨害する厄介な相手になった。すっぴんで挑むととりわけキツイ。
それぞれの体力は中ボス以下なのでまずは片方を沈めたい。ちなみに赤の弾を吸い込むとファイアがコピーできる。紫はスカ。
異空間に巣食うこいつらのデータは秘書スージーが入手したものである。
彼女がいつ、どこで、なぜ、どのようにして、異空間のデータを取得できたのか。エナジースフィアやローパーだけでなく、彼女の謎も深まるばかりだ。
Re:ホロ・アイスドラゴン
ホロ・アイスドラゴンの強化版。背中のヒレがひし形で大きなものとなり、お腹にもひし形の模様が描かれている。
つららが3本から5本になり着地したアイスドラゴンからも衝撃波が放たれるようになった。
他にもカーリングアイスを素早く3連続で飛ばしたり、「けっしょうカッター」の締めに3連続で氷の刃を吐き出したりと、手数が増えている。
後半には危険な技が次々披露されるので、最初の「とっしん」の間に終わらせてしまいたい。HPが低くて助かった。
「つらら」や「けっしょうカッター」から得られるコピーはもちろんアイス。
初登場の星のカービィ2(とアニメ)以外では本物が登場しておらず、ホログラフでの復刻もその踏襲かもしれない。では本物はどうしているのか。
どうやら、そもそもドラゴンという生物が幻に近い存在らしい。スペシャルページでは古代に絶滅した種族のごとく扱われている。地球で言う恐竜のポジションか。
ドラゴンはファンタジーの定番だが、星のカービィシリーズ全体を通してもそれらしきキャラクターは非常に少ない。
レッドドラゴン(グランドドラゴン)はバトルウィンドウズのデータなので除外すると、当てはまりそうなのはアイスドラゴンとドドワン(毛糸のボス)とランディア(Wiiのボス)とエッガーウィングス(トリデラのビッグバン用中ボス)くらいで、次点でガルボ系といったところ。
絶滅も噂される超希少生物であるが、もしかすると、どこかの島の洞窟の奥でひっそり暮らしているのかもしれない。例えば……虹の島々のアイスバーグとか。
Re:ホロ・ガラーガ
ホロ・ガラーガの強化版。トリデラの「トグ・ロ・ガラーガDX」のホログラフである。
蛇行や「バラバラボディ」着弾地点に電撃が残り、ファイアーボールがスパークボールになっているだけで行動パターンはほぼ同一。クラッコが前半戦のルーチンなのに対し、こちらは後半戦である。
前作で多くのプレイヤーが苦汁を舐めさせられた「かみつき捕獲」は健在。狙いを定めたら高速で突っ込んでくる上にダメージが高く、ガード不可。
ガラーガが口を開けたらすぐさまダッシュすること。幸いなことに、今回は行動ルーチンのかなり後方に設置されている。
このモンスターがいた天空の国には未だキカイ化侵略が到達していない。ハルトマンワークスにとって未開のエリアがまだ残されているようだ。
この設定通り、トリデラのファインフィールドと思しき6-8の隠し部屋と、クリア後に解禁される能力お試し部屋のザコ敵はキカイ化されていない。
浮遊大陸フロラルドはポップスターでも有数の秘境なのかもしれない。
そういえば、鏡の国やマジルテは無事だったのだろうか……。
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