ロボプラ公式ページに「スージーのしんりゃくレポート」第2回が掲載されました。
キカイ化されたポップスターの姿や開発中のスケッチが掲載されています。
以下、レポート読後の所感です。ロボボプラネットのストーリーのネタバレも含みます。
ボディカバーコレクション for Newニンテンドー3DS LL(星のカービィシリーズ) TYPE-D
- 出版社/メーカー: キーズファクトリー
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログを見る
ギガントグラウンドはかつて海だった、という衝撃的な情報がサラリと明かされている。海が砂漠になるような環境開発が行われているとは……。
ニンドリ6月号によると、ハルトマンワークスは1つの星の資源を使い果たした後は、また次の星に移動して繁栄を続けているそうです。
正に星の数ほどに代わりはある状態。持続可能な開発なんて知ったことではない。
研究所ステージのBGMが(前のレベルと同じく)フロートアイランズアレンジだったのも、ここが干上がった海原だったからかなあ。カブーラーの件も関係してるでしょうが。
更にショッキングだったのは「シークレット・クマザキ」による、ロボプラで最初に描かれたスケッチ。
ダークファンタジーとハードSFが融け合ったような、極めて禍々しい光景が広がっています。スージーもこれにはドン引き。1面からこれだと子どもじゃなくても泣くわ! 流石は「ソウル」シリーズの生みの親というべきか。
6-7のプレインプロプトンエリアの背景に名残が見られますね。「スケルトン・カンノ」のスケッチと合わさってる。
ハルトマンワークスのキカイ化侵略がここまで非人道的で心ないものだったとは……。逆らうようであれば「駆除」されるわけですし。
カービィやメタナイトがいなかったら、ポップスターが「星のカービィWii」のハルカンドラのようになっていたかもしれません。
絞り尽くすだけ絞り尽くし、あとに残るは荒廃しきったサビ臭い金属の大地だけ。「星の夢」というファンタジックな名前のマザーコンピューターが立案したプログラムにより、数多の星々が悪夢を見せられた。
そして、当のハルトマンワークスの社長までも、ね……。
グロテスクだったりハードSF全開だったりな要素は、普段のほんわかファンタジーの対局に位置するものだと思います。
今作ではそれらが、星のカービィのイメージを壊さない塩梅でかつてなく積極的に組み込まれているんですよね。カービィ3やスパデラでも変化球はあったけど、あれは一部のステージやボス戦だけで、ロボプラのように全体には及んでいない。
昔からカービィが好きだった層の思い出を大事にしつつ、前とは違う新しい星のカービィを創りだしたい。HAL研究所はこういうことを日夜考えているのかなと考えました。