小説「星のカービィロボボプラネットの大冒険!」が7月15日に発売されます。
角川つばさ文庫より発売されている小説版星のカービィシリーズ(通称「つばさカービィ」)の第7作です。
星のカービィ ロボボプラネットの大冒険! (角川つばさ文庫)
あらすじ
平和なプププランドにとつぜん巨大な球体があらわれ、星じゅうをキカイ化してしまった! カービィは、プププランドをもとにもどすため、ワドルディと冒険の旅に出ることに! ゲーム最新作が小説になって登場!!
どうやらロボプラのストーリーのノベライズになるようです。前作「大迷宮のトモダチを救え!」は「Wii」「トリデラ」「スーパーレインボー」のストーリーや裏設定を基にした後日談ともとれる内容でしたが、今度は本編の小説化ですか。
Miiverseで設定を公開するくらいならいっそ最初から小説の形にしてしまおう、という方針なのかもしれない。
ここからは内容の予想です。ロボプラ本編のネタバレを含みます。
星のカービィ 大迷宮のトモダチを救え!の巻 (角川つばさ文庫)
- 作者: 高瀬美恵,苅野タウ,ぽと
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2016/02/15
- メディア: 単行本
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表紙にはカービィとワドルディとロボボアーマーの他に「秘書スージー」「メタナイトボーグ」「クローンデデデ」「プレジデント・ハルトマン」の姿が見られます。
少なくともメタナイトボーグ、クローンデデデ、ハルトマンとの戦闘は描かれるでしょう。ストーリーとの関わりが控えめなウィスピーボーグ、ホログラフ防衛システムズと、戦わせずとも出番が作れる秘書スージーとの戦闘はカットかもしれない。
ただキカイ化の犠牲者としてウィスピーボーグは最初に出しやすそう。でもってロボボアーマーでウィスピーボーグを撃退するとか。ゲーム本編でも6-8で可能ですがね。
おそらくクライマックスは星の夢戦になるはず。.Soul OSのアンロックや最強の剣士たち召喚は難しいかなあ。
ゲーム本編では無かったメタナイトとスージーの会話も見てみたいですね。誇り高き仮面の剣士が改造と洗脳を施されるあんなシーンは厳しいにしても、解法されたメタナイトがスージーに物申すシーンは期待していいかな。
メタナイト以外のクルーはハルバード撃沈後にどうしていたのか、という疑問に答えが出るかもしれない。最終決戦でのリアクションも気になるところ。
デデデ本人は出番無し同然にしても、クローンデデデとカービィの会話シーンはありそうですね。つばさ文庫版のデデデはワガママ丸出しでカービィへのライバル意識も全開なんで、それのクローンモンスターはどうなることやら。そもそも喋れるのかあれ。
ロボボアーマーでの活躍シーンは外せないし、エンディングなどを見るに心を持った可能性もあるんで、もしかするとロボボにセリフが付いたりして。それも、ここぞという場面で。
なにより……ロボプラのキーパーソンであり黒幕であるスージーとハルトマン社長はどう掘り下げられるのでしょうか。スペシャルページで仄めかされた過去についてはどの程度触れられるのか。ハルトマンワークスの無慈悲な所業もより語られそうですね。
星のカービィ ロボボプラネットの大冒険! (角川つばさ文庫)
わがままファッションガールズモード よくばり宣言! エリナ☆ハッピーコーデ (角川つばさ文庫)
著者の「高瀬美恵」さんはカービィ以外にも「逆転裁判」や「わがままファッションガールズモード」のノベライズも手がけているとか。