2016年5月7日追記
リボルト専用ダイレクトですってよ。
11月の初報からはや4ヶ月。シリーズ最新作「カルドセプト リボルト」の発売時期が2016年7月に決定しました。対応ハードは前作に引き続きニンテンドー3DSとなります。
ニンダイの映像から得られた情報を書いたり期待や予想を綴ったりしていきます。
『カルドセプト リボルト』の発売が、2016年7月に決定しました!
「カルドセプト」シリーズの基本から「リボルト」の最新情報まで、今後このアカウントでお伝えしていきます。 pic.twitter.com/Te7gwmAYVN
— カルドセプト リボルト (@3DS_Culdcept) 2016年3月3日
前作の「カルドセプト」は2001年に発売された「カルドセプト セカンド」のリメイクにあたるため、完全新作は「カルドセプト サーガ」以来10年ぶり。収録カードは総数400枚以上、そのうち200枚以上が新カードとなるようです。
「よりスピーディーなゲーム展開になるよう様々な新システムを導入した」と宣伝されていました。これまでのシリーズにはなかった用語としては「ダウン状態」「秘術」が確認されています。
他にも
- マップに城が見当たらない。
- スペル未使用と思われるのにダイスを2つ振る。
- 手札を6枚(前作の上限)ではなく7枚所持。
- 離れたクリーチャーへの領地コマンド指示。しかし全てのクリーチャーが選べるわけではないらしく、旧作で城や砦に止まったときとも異なる。
- ガスクラウドの土地に1500G投資してレベル5にしたときの総魔力(通行料)上昇量が大きい。
など、前作との差異が見受けられます。
新クリーチャーは「ラーバキン」「ドワーフマイナー」の名称が確認できます。カードイラストのみで詳細不明なクリーチャーが多いです。
また、既存クリーチャーの性能にも調整があるようです。「ファイター」は40Gから30Gに、「ガスクラウド」は70Gから45Gにコストが引き下げられていました(どちらも前作との比較)。
同じく続投が確定した「ナイト」はカードイラスト(「カルドセプト サーガ」のもの)以外は変化なし。
キャラクターデザインは「西村キヌ」さん。「ストリートファイター」シリーズでも知られています。
物語の主人公は「アレン」。人々の自由が奪われた閉ざされた街で、反抗組織「フリーバッツ」に加わり「伯爵」と呼ばれる存在に立ち向かいます。フリーバッツのキャラは「アリシア」「サイク」が判明済み。
http://blog.culdcept.net/holst/201603040818
カルドブログ - holst : リボルト情報3月4日ニンテンドーダイレクトまとめ
スクリーンショットも含めた詳細は上記のサイト様にまとめられています。
予想とか期待とか考察とか
カルドセプトは1試合の所要時間が長く、1時間以上かかるなんてこともザラにあります。試合時間の短縮はプレイのハードルを下げることにも繋がると思うので期待です。
なにせネット対戦だけでなく、ストーリーモードにも大きな影響がありますので。1時間戦ったのに負けてステージをやり直し……のストレスは結構なものでしょうから。最初のうちはセレナやモロックだって強敵なんですよ。
手札枚数の上限がなぜ7枚になっているのかは不明です。「秘術」の効果かもしれませんし、より多くのカードを回すために基本の仕様が変わっているのかもしれません。
ダイス2個も同様です。牛歩で苛つかせないために数字を大きくした、なんて事情かもしれません。加えてマップによって違う可能性もあります。分からないことだらけ。
戦闘のテンポも心なしか早くなっていた気がします。細かな節約も積み重なれば大きな効果となりますよね。
新クリーチャーの「ラーバキン」はバーンタイタンとアスピドケロンの間の子っぽくもありますね。前半は侵略、後半は防衛。「ドワーフマイナー」は前作の「ドワーフ」と同じ性能のようにも見えますが、さて。「ドワーフ〇〇」が他にも出てくるのかな?
既存クリーチャーでは「ガスクラウド」の減額が目立ちます。性能そのままで70Gから45G。他のカードがもっと明かされないと判断しきれませんけど、これは相当な強化ですよ。「ファイター」は40G→30Gに。兵隊軍団を結成すればいいのか。
「ナイト」は据え置きで「グリフォン」も続投。他が安くなればナイトは相対的に弱体化となりますが、強打のこともあるので蓋を開けないとなんとも言いにくい。
グリフォンは70~80Gになればちょっとは採用しやすくなるかな。高ステータス以外ウリがなく配置制限もあるのにレイオブロウ圏内だもんなあ。対のドラゴンゾンビと比べても不遇。
前作の便利すぎカード「シェイドフォーク」「ジャッカロープ」「パワーブレスレット」「マジックブースト」「アースシェイカー」などは続投されるにしても弱体化は確実でしょうね。
援護連中を狩りやすいシェイドフォークがいるおかげで結果的にバランスが取れていたフシはありますけど。防衛では凡俗なMHP40の無属性で、反射で死ににくい分ウルフのほうが守れる可能性さえあるのが救い。
ジャッカロープは70Gでもいいくらい。
カルドセプトのバランスは、「敵をやっつけるゲーム」ではなく「1VS1VS1VS1で魔力稼ぎの競争をする」であるというコンセプトに支えられているんですよね。
そして切に願うのは体験版の配信をして欲しいということ。どんなゲームであるかを文章で説明するのがものすごく面倒くさいんですよ。
反射神経が問われるわけでもないし、1試合でもコンピューターとやれば概要は掴めると思いますので、「タダだしとりあえずやってみる」人を獲得するためにも発売前に体験版が配信されると嬉しいです。
5月11日追記
7月7日に発売決定 大幅に仕様が変更されているようです。