エクストラステージで気になったポイントを書いています。
レアステッカーやICキューブのヒントも記載してますよ。
最後はロボプラのカービィらしさについての余談であり私見です。
1-6
EXステージはそのレベルのICキューブを全て集めると開放されます。内容は該当レベルの総集編といったところで、やや難しく設定されています。
BGMは過去作品の原曲がそのまま使用されています。世界観に合わせてかエアライドやタッチカービィのものが多めです。今作のBGMも電子音をふんだんに用いたものだしピッタリ。
そして、選曲にスタッフという名のカービィマニアの本気を見た。
ステージの最後では強化版中ボスが待ち構えています。Wiiの「〇〇 EX」、トリデラの「〇〇 DX」に続き、ロボプラでは「Re:〇〇」と名前が変わります。
メタナイトでゴーリターンズの説明を見るに、リニューアル(Renewal)のReですかね。今回の敵はマシンモチーフだし。
ちなみに戦闘BGMはエアライドのゼロヨンアタック。もとはアニメカービィの「とっておきの作戦」という曲になります。
2-6
トリプルデラックスのEXステージのBGMがカービィWiiからの流用ばかりで、「もっと懐かしい作品からも引っ張って欲しかったなー」と贅沢な不満をクラニンアンケートに書いたんですが……。
ここまでやれなんて言ってませんよ!? ありがとうございます! 間違いなく公式が最大のマニアです!
きらきらきっずの難易度ふつうに、タッチカービィのグロースグラス、カービィボウルのチュートリアルと、このゲーム遊んでる人間の何%が覚えているんだという曲が当たり前のように流れている。
「ふつう」ですよ、「ふつう」。ぶっちゃけ一番印象に残らない難易度ですよ。別に貶める意図はなくて、あっさり通り抜ける中間地点だからということです。まあ「めちゃすご」の曲もあるんですけど。
カービィボウルのED曲をステージで使おうと提案した人は天才だと思います。
3-7
オクターンオーシャンではウエライド水の表と裏が両方用いられています。このフロートアイランズアレンジが流れて嬉しかったですね。
次のアイス工場エリアは星のカービィWiiの4-5(ホワイトウェハースの氷の宮殿ステージ)と、これまた好きな曲でニッコリ。作曲者は石川さんでした。
4-7
中ボス戦の最中ですが、扉をくぐれば前のエリアに戻れます。オレンジオーシャンのローリングタートル(リメイクではファンファン)を思い出す。
ゴルドーの顔や色や音の暗記はゼロ以上に手強かったですね。あいつらのハートレスなミニゲームのせいでポップスターが危ない。
マッドメカニズムといいペイントパニックといい3のミニゲームといい、ギガントグラウンドでは苦戦した思い出を刺激する曲ばかり選ばれてますね。
取得済みなので通常のものになっていますが、この部屋にレアステッカーがあります。パイプを見つけるのです。
5-7
ここのBGMは毛糸のカービィの「せんかんハルバード」。ハルバード甲板のアコースティックアレンジです。遊技場で流れているためかアダルティーな香りがマシマシになってる。
大小ビリヤードボールに追われててんやわんや。手前のジャイアントビリヤードボールのせいでハシゴの先がよく見えませんねえ。ホバリングすれば小さい玉には当たらずにすみます。
6-7
画面手前にいるのは「メタルアクロ」。カービィ3のアクロが改造された敵、なんでしょうか。
3のアクロも口から小さなシャチ吐いてたし、個体の名前じゃなくて種族の名前なのですかね。
リップルフィールドやウルルンスターのボスになれるほどに大きなアクロと、そうではない中型以下のアクロがいると。
もしかしてボスからザコになったヌラフも同じパターンか。子どものうちはウリ坊よろしく「ネリー」と呼ばれるみたいな。
6-7
ものすごく見覚えのある地形が……。
実はこれ、BGMともどもメタナイトの逆襲Chapter7のパロディになっています。
罠気味のマキシムトマトや逃げ遅れたらしいノディまで再現している徹底ぶり。フレイマーとエレックはマジカルスィーパーの代わり。
このエリアにはICキューブもレアステッカーありません。潰されないように逃げてください。
6-8
うらうちの時間だああああああああああああ!
6-8前半のBGMは「デデデ大王のデデデでデンZ」のうらエクストラこと「CROWNED Ver.2」。プラチナ取得どころかクリアがまず難しい。
もちろんサウンドルームにも収録されています。デデデンZの効果音が脳内で勝手に付け加えられる。
後半のスマブラDXのグリーングリーンズは、カービィシリーズの名義としては「チェックナイト裏」になるんでしょうかね。
前作のEXステージのパロディですね。ちなみにメタナイトが出演しているGB作品はカービィのピンボールだけです。しかも高得点のレアキャラ扱い。
カービィシリーズにおいて、三日月と目立つ星は扉と同じ、いいですね?
隠し部屋の先がこちら。BGMは夢の泉のタイトル画面。メタナイトのデビュー作です。
背景からするに、ここはトリデラの舞台である浮遊大陸フロラルドのファインフィールドでしょうか。
あ、ワドルディたちが機械化されていない!
そういえばフロラルドにはまだ侵略が到達していないと、Re:ホロ・ガラーガのスペシャルページに書いてありましたね。
余談 6-8とお試し部屋を経た「カービィらしさ」「らしくなさ」に関する私見
ストーリークリア後に能力お試し部屋で「浮遊大陸の花畑」(トリデラの1-1の曲)を聞いたときに、すごく安心したんですよ。
普段何気なく感じている、可愛らしくてメルヘンなカービィ世界って、こんなにも素敵な場所だったんだなーと再認識しました。
今作の現代的な雰囲気は既視感の打破のために導入されたもの(ニンドリ6月号より)で、言ってみれば「カービィらしくない」ものがいつになく積極的に導入されていたんです。
特にラスボス戦は3Dシューティングということもあり、20年近く追いかけているにもかかわらず「これ星のカービィだよな?」と思ったくらいです。
キュートなファンタジーという「カービィらしさ」を前提として、それと相反するようなオーパーツを盛り込んだ「カービィらしくない」魅力を追求した。ロボプラのテーマのひとつではないでしょうか。
カービィだからできるカービィらしくない驚きと楽しさがここにある。
グリーングリーンズやレインボーリゾートのような「カービィらしさ」があるからこそ、ロボプラでは特に多い「カービィらしくなさ」が際立ち新鮮な興奮が味わえる。
逆にメカメカしい禍々しい「らしくなさ」がゲーム内にあるからこそ「らしさ」の愛らしい世界の良さが改めてよく分かる。
お互いがお互いを引き立てあっているんですよね。
星のカービィ プププランドで大レース!の巻 (角川つばさ文庫)