ボスとしてはストーリーモードのクィン・セクトニア第2形態の強化版。通常版との差異を中心に掲載するため、スピード以外の目立った変化がないものは省いています。それらに関しては通常版の記事をご参照ください。
小学館の公式ガイドブックに基づく技名は赤の太字、電撃Nintendoの攻略本は青の太字、両方に共通するものは黒の太字で技名を記しています。通常の文字は筆者による仮の名前。
第1段階
- フローラルカノン(なぎ払い)
- ヴァインヴァインド
- ロードアントラー
- フローラルファイア弾
- フローラルソード(横+斜め)
- フローラルボム弾
- フローラルカノン(上方)
- フローラルカッター
- ヴァインヴァインド
- ロードアントラー
- フローラルソード(縦+横)
- フローラルファイア弾
- ヴァインヴァインド
- フローラルソード(交差斬り)
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フローラルカノン(なぎ払い)
いきなりの全体攻撃。通常版も使ってくるのだが、ローテーションの後ろの方に組み込まれているのでこれが初見の人が大半だろう。フラワードが背を合わせ、左右どちらかにスライドしながら回転ビーム。
挟み撃ちにしてくるので地上には逃げ場がない……と思いきや、実はフラワードから遠い側の隅にいるとすり抜けられる。攻撃判定が見た目よりも小さいのだろうか。
ヴァインヴァインド
通常版にはない新技。ドロシアの「スプラッシュラッシュ」「シューターカッター」「バウンドポンド」の流れをくむ韻を踏んだネーミングである。
極太の蔓での突き刺し。待機時間が長い代わりに、狙いが定まったら一瞬で迫ってくる。赤くなったら回避の準備をすること。ちなみに伸びる前であれば触れてもダメージ無し。
この蔓に攻撃してもダメージを与えられる。ただしフラワードよりも防御力が高い。
ロードアントラー
3色アントラーの上位種。固い、デカい、怯まない、吸い込みに時間がかかる、飲み込んでもスカ、と五拍子揃った歩く障害物。「鏡の大迷宮」のヘビーナイト以上の鬱陶しさ。放つ魔法弾はクィン・セクトニア第1形態と同じもの。
相変わらず巻き添えを喰らうのだが、なんとこいつ、フローラルファイア弾やフローラルソードを1発耐えてのける。上級職は伊達じゃない。フローラルカノンだと1撃でアウト。
かつてのセクトニア(第1形態やDX)がこれだけのスーパーエリート兵士を従えていたとしたら、あの戦いで召喚していたはずである。よっておそらく、きせきの実の力で誕生した超バグズなのだろう。金色だし。
召喚時のSEはおそらく第1形態やDXの声を加工したものと思われる。
フローラルソード
2種類の斬撃を組み合わせるようになった。隙だらけだった上空からの串刺し2回は不使用。
(横+斜め)
横突きからの斜め斬り。垂直ジャンプや遅すぎるその場回避だけでは切り裂かれやすい。早めに横突きをかわして斜めに備えよう。
縦+横
こちらは縦からの横。歩くだけでは突き刺されるのでジャンプの準備を。
フローラルボム弾
爆発までの時間が大きく短縮され、さらに間髪入れずにフローラルカノンへと移行する。ボムの投下モーションが見えたらダッシュを始めたい。
第2段階
- フローラルカノン(十字砲火)
- フローラルニードル
- ヴァインヴァインド(上方)
- フローラルソード(縦+横)
- ロードアントラー
- フローラルカッター
- フローラルファイア弾
- ヴァインヴァインド(上方)
- フローラルソード(回転斬り)
- フローラルカノン(なぎ払い)
- フローラルソード(交差斬り)
- ヴァインヴァインド(横)
- フローラルソード(横+斜め)
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フローラルカノン
十字を描くように縦と横の両方向からビームを照射。2回で1セット。1発目は右、2発目は左から放たれる。フラワード本体に接触してもノーダメージ。横方向のフラワードの下に潜り込んで攻撃するチャンス。
ヴァインヴァインド
画面上部から蔓が生えるパターンが追加。横からのパターンに比べると反撃しにくい。
ロードアントラー
必ずカービィとは逆の足場に召喚される。いきなり頭上に降ってきたりはしない。
第3段階
通常版と違い、ここからフラワードが4つに増加する。
- フローラルカノン(十字砲火→四方包囲)
- フローラルスパーク弾+フローラルソード(横)
- デスブルーム×3
- フローラルソード(斜め斜め交差斬り)
- フローラルレイ:デュエット
- フローラルニードル(バウンド)+フローラルソード(交差斬り)
- ヴァインヴァインド(横)
- フローラルソード(回転斬り)+フローラルボム弾
- フローラルニードル(往復→奥)
- ロードアントラー
- フローラルカノン(なぎ払い)
- フローラルナックル
- ジャイアントナッツ
- フローラルボム弾
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フローラルカノン
十字砲火2回では終わらず、〆に四方を包囲してくる。ホバリングで中央をキープするか、もしくは足場の下に潜り込むこと。
画面奥からのフローラルカノンは用いられない。
フローラルスパーク弾+フローラルソード(横)
異なる2つの技の複合。スパーク弾で縦方向に攻撃し、ソードで横方向から貫こうとする厄介な組み合わせ。ソードを空中に誘導するのも手である。
デスブルーム
フラワード4輪咲きに伴いこの段階から解禁。ただし手前から順に撃つパターンのみ。通常版の記事でも書いたが、こう見えてガードできる、が、結局ガッツリ削られるのみならず転落死を招くので非推奨。上空に逃げましょう。
上が落下の危険がない左端でガードした場合、下が直撃した場合。被弾前の体力が異なるのでやや判別しにくくなってしまったが、暗い赤色の部分に注目すると、ダメージがそこまで軽減できていないことがわかるはず。
フローラルレイ:デュエット
2×2の地這い電撃が迅速に迫ってくる。ジャンプが遅れるとここで当たってしまう。
足場の配置のせいか、初期位置がバッテン型になっている。通常版はカクカクと回転していたがこちらは滑らかに回り、しかも途中で方向転換までしてくる。ランディアEXの技に類似。
やや早めの回転に反転まで加わり反撃チャンスも少なめと、とりわけ危険な部類なのだが、なぜか次の第4段階では用いてこない。不遇の強技である。
フローラルニードル(バウンド)+フローラルソード(交差斬り)
カメラモーションと効果音で驚かされるが、要は単発自機狙いが2回。焦ってホバリングしないでダッシュジャンプで止まらないように避けよう。
フローラルソード(回転斬り)+フローラルボム弾
ボムで足場を狭めてからの回転斬り。ソードは徐々に中央によっていくため、中央の最上部であればひと振り目と爆風に当たらない。その後は片側でジャンプ+その場回避。カービィの高さに合わせくるので浮き続けていると叩き落とされる。
フローラルニードル
(上から)4番目→2番目→1番目→3番目 の順に体当りしてくる。ジャンプが高過ぎると2番目に当たりやすい。
1往復の後に奥から突進してくるが、このときの順番は 左端→やや右→やや左→右端 で固定。その場回避でひらりとすり抜けられると美しい。
フローラルナックル
左→右→中央 の3回に。高速化もあり少しは被弾しやすくなったはず。少しは。
ジャイアントナッツ
通常版とは全く別の技になった。
フラワードが巨大なトゲの果実となり、下段→中段→下段&上段 と高速で突撃。中段はしゃがんでいれば当たらない。
速い代わりに攻撃判定の持続が短い。その場回避が有効。通常版の方が難しかったんじゃないだろうか。
破れた花弁の隙が骸骨を思わせそして美しい。まさしく悲壮な骸。
フローラルボム弾
左端から順に4つ投下。あっという間に爆発するが空中に居れば当たらない。
第4段階
- フローラルレイ:カルテット
- ヴァインヴァインド×3
- デスブルーム×2 2セット
- フローラルソード(横横斜め斜め)
- フローラルナックル
- ジャイアントナッツ
- フローラルスパーク弾+フローラルファイア弾
- フローラルカッター
- フローラルソード(横×4)
- フローラルソード(回転斬り)+フローラルボム弾
- フローラルニードル(バウンド)+フローラルソード(交差斬り)
- フローラルカノン(十字砲火→四方包囲)
- ロードアントラー
- フローラルソード(斜め斜め交差斬り)
- フローラルスパーク弾+フローラルソード(横)
- ヴァインヴァインド×3
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余談であるが、通常版ではセクトニアが暗く映っているのに対し、ソウルでは明るく輝いている。はっきりと見えるほど間近なのだろうか。
比較用 通常版
フローラルレイ:カルテット
初挑戦したプレイヤーの多くがここでコピー能力を失ったであろう。包囲からの押しつぶし、からの急上昇or急降下という初見殺し。やはりカービィの現在位置に合わせてくる。フラワードを飛び越えて横から攻撃してやろう。2回で1セット。
ヴァインヴァインド
上に1本、横に2本の計3本に。上→右→左 の順に突き刺してくる。蔓の出現順と一致している。
デスブルーム
左右から2発ずつ、計4発撃つようになった。今度は上空にも照射される。狙われる場所はおそらくランダム。エフェクトよりは当たり判定は小さい。
フローラルソード
横横斜め斜め
横突きで浮かせて斜め斬りで一刀に伏す計算高いコンボ。スピードもあってかわしにくい。左右交互にジャンプしてまずは横からのフラワードを飛び越え、今度は1方向に動いて斜め斬りを回避したい。
横×4
次々迫ってくるので焦りやすい。単純ながらに危なっかしい技。終了間際に当たりやすいため、その場回避よりもジャンプ。中央付近で縦方向に動き続けること。
フローラルスパーク弾+フローラルファイア弾
電気+炎で上級魔道士っぽい組み合わせ。ファイア弾は2回のみ。動き過ぎるとスパークに当たる、歩くだけだとファイアの爆発に当たる。中央から端に、端から中央にジャンプ高めにジャンプ。
なおスパーク弾は単独で用いない。それとファイア弾の色が通常版より黒っぽい。
フローラルカッター
単純に速さが脅威になるタイプのパワーアップ。フラワードが重なるせいで同一箇所が続けて範囲になるのも厄介。ホバリングで高さを調節するのもひとつの手。
広がりながらの切り裂きは4輪同時には行われず、3輪+1輪と2輪+2輪の2パターンが存在する。どちらが選ばれるかはランダムだと思われる。
不自由な足場を利用したトリッキーかつ高速な技により操作ミスを起こしやすく、フローラルレイ:デュエットや4輪版フローラルカッター、フローラルソード連撃が特に難しい。
なのだが、ルーチンの序盤に隙のあるフローラルカノンやヴァインヴァインドばかり配置されているせいで、脅威となる攻撃の前に段階移行してしまうこともしばしば。後半戦の頭にスーパー能力ラッシュで畳み掛けてくるマホロアソウルとは対象的である。
難所が中盤以降に集中してしまっている、Wiiのランディア EXに似たタイプのボスといえる。いや、タイムアタックを想定してあえてこうしたのかもしれないが。
ともあれ「真・格闘王への道」の最後を飾る真のラストボスに相応しい強敵であることには間違いない。真の格闘王の玉座まであともうちょっと。決戦を制して栄冠を勝ち取ろう。