スターアライズのデデデ大王の攻撃ルーチンや攻撃技、小ネタやスペシャルページなどについてまとめています。攻略などの参考にどうぞ。
技名は株式会社G'sブレイン発行の「星のカービィスターアライズかんぺきサポートガイド」を参考にしています。
宿敵の暴君 デデデ大王
カービィの永遠のライバル、デデデ大王。ジャマハートの影響で悪い心が増幅されたのか、なんとプププランドの食べ物を独り占めしてしまいました。
「へいわなくにプププランド」の「クライマックス オブ キャッスルデデデ」のボス。元祖ラスボスにしてプププランドの自称大王が、野獣のハートをむき出しにしてカービィに襲いかかる!
前半戦
攻撃ルーチン
- ヘッドスライディング×2
- デデデジャンプ×3
- ハンマーたたき
- デデデジャンプ~ビッグバンすいこみ
- ヘッドスライディング
- デデデジャンプ
- ホバリングアタック
- 1に戻る
ヘッドスライディング
初代からおなじみ。ダッシュで接近してから転ぶようにスライディング攻撃を仕掛けてきます。
デデデジャンプ
これもおなじみ。大ジャンプで踏み潰してきます。
ハンマーたたき
デデデ大王といえばハンマー。ハンマーを担ぎ、プレイヤーに接近してから振り下ろします。
プレイヤーが空中にいると大ジャンプして空中でハンマーを振り下ろします。このときは着地時に衝撃波が発生します。
ジャンプ~ビッグバンすいこみ
ジャンプで距離をとってからすいこみを開始します。すいこみの範囲内にいると徐々に引き寄せられていきます。この技はガードできません。
吸い込まれると吐き出しで叩きつけられてしまいます。
ホバリングアタック
ホバリングで体当たりを仕掛けてきます。追尾が結構しつこく、空中まで追いかけてきます。攻撃を受けるか一定時間が経過すると、空気を吐き出して終了となります。
後半戦
HPが減少するとまさかのマッチョ化。
腕だけ長くてすっげぇアンバランス。ガウンが破けるだけでなく、なぜか帽子*1のふさも逆立ちます。
ここからは行動パターンが大きく変わります。
攻撃ルーチン(第1フロア)
- デデデジャンプ
- デスパレートダムダム
- ディスポーズフード
- デデデジャンプ×3
- ディスポーズフード
- 1に戻る
デデデジャンプ
プレイヤーめがけて大ジャンプしてきます。腕には攻撃判定がありません。
デスパレートダムダム
長い腕を叩きつけてきます。片腕で1回ずつ、締めに両腕で2回振り下ろします。
胴体の付近には攻撃判定がありません。腕を振り下ろすときに大きく踏み込むので潜り込むときは注意。
締めの両腕叩きつけで出てくる石を吸い込むとストーンがコピーできます。
ディスポーズフード
汚れたフルーツを投げつけてきます。この段階では3回連続で投げてきます。投げる場所は中よりやや左の場所で固定されています。
この間はデデデ大王と重なってもぶつかりません。目の前で攻撃しまくれば大きく体力を奪えます。
汚れた食べ物をすいこむとダメージを受けてしまいます。カービィ3のマリエル並みにまずいらしい。
汚い食べ物に水属性の攻撃が当たると回復アイテムに変化します。汚れを洗い流しているようです。
ステージ移行
HPが減ると雄叫びを上げてから床を破壊し、下の階へと移動します。
性質としてはカービィWiiのゴライアスに近く、この前に撃破することも可能です。
次のフロアには大きな柱があり、パーティが左右に分断されてしまいます。柱の一番下を壊すことで行き来が可能になります。
攻撃ルーチン(第2フロア)
- ディスポーズフード
- デデデジャンプ
- ディザスターグルグル
- デデデジャンプ
- デスパレートダムダム
- ディザスターグルグル
- デデデジャンプ
- 1に戻る
ディスポーズフード
ここからは柱によじ登って食べ物を投げるようになります。
攻撃回数は2回に減少。プレイヤーを狙うのではなく、左右の特定ポイントに設置するように投げつけます。
デデデジャンプ
前のフロアと違いプレイヤーを狙ってきません。着地地点が左右の空間の中央で固定されています。第1フロアと異なり拳を振り下ろしてきます。
必ず2連続で繰り出し、2回目で拳が床に刺さって少し動けなくなります。引き抜くときの岩にぶつかるとダメージを受けてしまいます
ディザスターグルグル
柱を掴んでグルグルと回転します。
地上にいれば当たらないほか、空中であっても柱の隣であればぶつかりません。
デスパレートダムダム
柱によじ登って左右交互に腕を叩きつけるようになります。最後の1回で腕が床に刺さって隙が生じますが、引き抜くときに飛んでくる岩にぶつかるとダメージとなります。
以降、第1フロアのバージョンは使用してきません。
ステージ移行
HPが減ると再び床を破壊して更に下のフロアへと移行します。今度は雄叫びのような予備モーションがありません。
最終フロアでは柱が2本に増え、合流がより難しくなっています。
攻撃ルーチン(最終フロア)
- ディザスターグルグル
- デデデジャンプ
- デスパレートダムダム
- ディスポーズフード
- ディザスターグルグル
- デデデジャンプ
- ディザスターグルグル
- ディスポーズフード
- デデデジャンプ
- 1に戻る
ディザスターグルグル
柱から柱へと飛び移り2連続で繰り出してきます。
デデデジャンプ
画面を横切るように3連続で繰り出します。着地地点はそれぞれのスペースの中央付近で固定。3回目には腕が刺さって隙が生まれます。狭くなったことで岩にぶつかりやすくなっています。
デスパレートダムダム
これといった変化はなし。使用回数がとても少ない。デデデジャンプの岩が残ってるとちょっとかわしにくい。
ディスポーズフード
1度の行動で1回しか投げてきません。今度は画面端にもなげてきます。
安全地帯
マッチョデデデの攻撃は柱の下にいれば当たりません。 #星のカービィスターアライズ #KirbyStarAllies #NintendoSwitch pic.twitter.com/VyjrGVfexM
— ツキマジロ EX (@tsuki_mage) 2018年4月15日
第2フロア以降は柱の下が安全地帯となっています。デデデ大王の技が全く当たりません。ここから飛び道具を適当に撃っていれば楽勝です。
勝利後
撃破するとジャマハートから解放され元の姿に戻ります。あとなぜか服も戻ります。ケンシロウかよ。
マスクド・デデデを皮切りに強いボスとして登場することが増えていたデデデ大王ですが、今回は久しぶりに弱いです。ワールド1のボス相応の強さでしょう。
いかにも強そうな見た目と豪快な技とフロア破壊でハッタリが効いているものの、実際は隙が大きく攻撃判定もあまり広くない。プレイヤーに達成感を与える序盤ボスの鑑です。
スペシャルページ
「あのデデデ大王がこんなおぞましい悪事をはたらくなんて信じられない」といった口ぶりですが、初代カービィ以来の再犯です。
よくよく考えてみるととんでもない悪行であることに言及されました。
ジャマハートに感化されて初代の頃に戻るのは興味深い。こらしめられても大食らいでわがままなところは相変わらずなようです。それはそうとなぜマッチョに……?
BGM
毎度おなじみ、デデデ大王のテーマのアレンジ。作曲者は安藤浩和さん。
新フレーズから始まり「まさかの新曲?」と思わせてからいつものメロディになるおちゃめな構成になっています。バックで跳ねるベースとピアノが印象的。タンバリンらしき音は「デデデ大王のデデデでデンZ」が由来ですかね。裏打ちしなくちゃ……。
BGM名は「マッチョ オブ デデデ」(ニンドリ5月号のスタッフインタビューより)。そのまんまっすね。
The アルティメットチョイス
全ての難易度で戦います。
2辛「甘口おさんぽ味」と3辛「中辛たんけん味」では2戦目、それ以外では3戦目に登場します。
ストーリーモードと同じく、ディスポーズフードを水属性で回復アイテムにできます。ユグドラルウッズやツインフロスティとの戦いで受けたダメージの回復に使えます。
魂が飛び出る辛さ
「魂が飛び出る辛さ」限定で以下の変化があります。
- 背景が夜になる。
- BGMが「カービィファイターズZ」の「ヒストリー オブ デデデ」に差し替え。
小ネタ等
デデデ大王が仲間に!
戦闘後、ムービーが始まる前にフレンズハートを投げると、ドリームフレンズの「デデデ大王」が仲間になります。
ドリームしんでんのルーレットと違い確実に仲間にすることができます。
この場合はクリアダンスの場面にデデデ大王が倒れていません。むしろ一緒に踊ってくれます。
デデデVSデデデ
星のデデデ大王やTheアルティメットチョイスなどでデデデ大王を操作しているときでも、ボスのデデデ大王はそのままです。色が変わったりしません。
まるでマッチョ化した自分にドン引きしてるようです。
デデデでDDDな技名
「デスペラートダムダム」、「ディスポーズフード」、「ディザスターグルグル」と、デデデ大王の新技の名前は全て「デ」で始まっています。英語にすると「D」。
デデデがマッチョになったわけ
なぜデデデ大王がマッチョになったのか。ニンドリ2018年5月号のスタッフインタビューでは、ゼネラルディレクターの熊崎信也さんから制作秘話が語られています。
「今回はデデデ大王の形態が変わったら面白いんじゃないかと思い、でも変わりすぎて別人になるのは嫌なので、どうせなら野獣みたいに大暴れさせちゃおう。」と考えたとのこと。
「まずはハンマーで戦うところを変えたい」と考え、最近の「カービィバトルデラックス!」ではメカに乗っていたので、今度は己の肉体を武器とするマッチョなデデデ大王に決まったようです。足だけはそのままなのは、「カービィ」らしい世界観を残すためだとか。
いきなりハッピーエンディング?
デデデ大王に勝利すると超高速でスタッフロールが流れます。
星のカービィはデデデ大王をこらしめて、みんなのたべものをとりもどしました。
こうしてプププランドにへいわがもどり、カービィはごはんをたべてねましたとさ。
星のカービィスターアライズ おしまい
いえいえ、そんなわけはありません。
ジャマハートはどうするんですか?
メタナイトのでばんはどうなるんですか?
カービィたちのぼうけんはまだまだつづきます。
「星のカービィスーパーデラックス」より
この超高速スタッフロールは「星のカービィスーパーデラックス」の「はるかぜとともに」のEDのパロディ。まるで読ませる気がない。
ちなみにクレジットの内容自体はれっきとした本物です。敵キャラの名前になってたりしません。
2018年4月21日 追記
ニンテンドードリーム6月号のスタッフインタビューによると、スタアラの高速スタッフロールはストーリーのテンポ感を近作より早くするための演出とのこと。
初代カービィのようにサクッと最初のエンディングまでたどり着いてほしい、でもコントローラーを置いて感動する間も与えたくないし、できるだけスキップもしてほしくない。というわけでスパデラから高速スタッフロールを復活させたようです。
巻き戻し演出の提案者はデザイナーの「ファーマン力(りき)」さん。最初は元ネタがわからず、真剣な顔で「クレジット、早すぎませんか?」と尋ねてきたのだとか。
高速スタッフロールのBGMの名前は「いきなりハッピーエンディング」。むしろ打ち切りじゃないっすか?
作曲者は安藤浩和さん。この曲はイラストギャラリーでも用いられています。