「みんなで! カービィハンターズZ」には「星のカービィロボボプラネット」から多くの中ボスが続投されていますが、全員というわけではありません。
というわけで、ロボボプラネットから続投されなかったハンターズZ未出演の中ボスたちを紹介します。
技名は電撃攻略本の「星のカービィロボボプラネット ザ・コンプリートガイド」を参考にしています。
インベードアーマー
ロボボプラネットでは一番最初に戦う中ボスです。
「インベードアーマー」は「ハルトマンワークスカンパニー」のマザーコンピューターが制作した戦闘能力支援マシン。
ハルトマンワークスカンパニーの戦闘員(ザコ敵の「ハルトワーカーズ」でしょうか)が搭乗しています。
ゆっくりと接近してからパンチしたり、「ブースターダッシュ」で突進してきたりします。
終盤エリアの個体はジェット飛行や2連ジャンプからの踏みつけも行ってきます。
最初ということを差し引いてもめちゃくちゃ弱い。カービィ3の「ボブー」よりはマシってレベル。流石に「グラン・ワドルディ」よりは強いと思います。
しかも、ただでさえ弱いのに直前でクラッシュやマイクが手に入るダメ押しっぷり。
強化版「Re:インベードアーマー」は存在しません。
「かちぬきボスバトル」ではラスボスが飛ばす弾として登場します。
撃破後はこのアーマーに搭乗できるのですが、なんと。
カービィが乗ったことで、無限の可能性を持つ「ロボボアーマー」に姿を変えるのです。
ドゥビア
初登場は「星のカービィWii」。
「ギガントエッジ」「ザンキブル」「キングスドゥ」と同期ですね。
UFOのような外見ですが、残念ながら手に入るコピーは「スパーク」です。
真下に「サンダースパーク」を落としたり、電気弾「スパークはどう」を飛ばしたりします。
自在に飛行する上にテレポートのような高速移動も行います。
登場が遅いだけあり、中ボスの中でもかなり強い部類と言えるでしょう。
なおロボプラの中ボスは多くがハルトマンワークスカンパニーによりサイボーグ化していますが、こいつは元々機械だからか変化ありません。
強化版「Re:ドゥビア」はピンク色で、さらにモノアイになりました。
宙返りしながらの体当たり「グライドスパーク」や、端から端まで雷を落とす「じゅうたん落雷」が加わっています。
また体力が少なくなると「3DドゥビアJr.召喚」を連続で繰り出し、頻繁に画面奥や手前に移動してしまいます。中ボスということでHPが低いのは幸いですかね。
セキュリティサービス
ハルトマンワークスカンパニーの本部「アクシスアークス」に大量に配置されている警備マシン。キャラそのものよりも名前がより無機質です。
戦闘BGMがステージ曲のまま変化せず、その代わり警報音とともに戦闘が始まるという固有の演出があります。
「ビームサーベル」での斬り付けや突進、「メタルビット」「ロケットランチャー」「電撃ニードル」での遠隔攻撃、「サーチボム」の設置など、様々な兵器を操ります。
この中ボスは倒しても吸い込めません。
倒されるとスイッチを取り出し……。
自爆します。
……道連れにしてでも侵入者を排除するよう、プログラムされているのでしょう。
強化版「Re:セキュリティサービス」は群青色になっています。
全体的なスピードアップはもちろんのこと、「メタルビット」や「ロケットランチャー」の個数が増加するなど、順当な改良が加えられています。
ストーリーモードには一切登場せず、「メタナイトでゴー! リターンズ」で初めて遭遇します。カービィと戦うのは「真かちぬきボスバトル」だけ。
「星のカービィWii」より
実はこのセキュリティサービス、「星のカービィWii」の「エッガーエンジンズ」のボス「メタルジェネラル」と瓜二つです。
ハルトマンワークスカンパニーは様々な惑星でマシンの設計図を集めているようです。
セキュリティサービスも、メタルジェネラルのデータを基に製作したのでしょうか?
とまあ、見事にメカメカしい奴らばかりです。
ファンタジーRPGの雰囲気を醸し出すべく、アイスドラゴンなどが優先されたのでしょう。ドラクエには2作目の時点でロボットモンスターがいたりしますけど……。