「星のカービィ トリプルデラックス」のラスボス「クィン・セクトニア」。多彩な技の数々を披露しているのですが、具体的にはどんな行動パターンが組まれているのか。せっかくなので調べてみました。
この記事では第1形態の攻撃を画像付きで紹介しています。
太字の技名はトリデラの攻略本を参照しています。用いたのは「任天堂公式ガイドブック(小学館)」と「ザ・コンプリートガイド(電撃Nintendo編集部・KADOKAWA)」の2冊。それ以外は筆者によるものです。
第1段階
- ロッドショット
- 切り払い→突き
- 黒い雷(真下)×4
- 交差斬り×2
- 百裂突き
- ブライトネスリング
- 1に戻る
ロッドショット
自機狙いの魔法弾を3発放つ。地面に触れると消滅し、星が出る。左手の銀の杖を用いている。
切り払い→突き
レイピアで2回切り払った後、突進。レイピアはロッドを変形(むしろ変身)させたもの。
黒い雷
テレポートしながら 中央→右(左)→左(右)→中央 の順に雷を落とす。星は最後の1回のみ。こちらは右手の黄金の杖を用いている。
交差斬り
画面の手前から奥へ、奥から手前へと飛来しながらレイピアで十字に斬り裂く。
百裂突き
セクトニア第1形態の技で最も危険と思われる。画面端から高速で連続突きを放つ。威力が高い上にガードしてもごっそり体力を削られる。
技名は電撃Nintendoの攻略本より。
ブライトネスリング
ブライトネスリングをフラフープのように纏い、カービィを追いかける。しばらく追尾した後に画面奥へと移動し、リングを3回射出。
技名は任天堂公式ガイドブック及び電撃Nintendo攻略本より。
体力を3分の1ほど減らすと次の段階へ。魔法陣よりクィンズジュエル(名称は両攻略本共通)を招来。舞台がそちらへと移行する。
高笑いには複数のパターンが存在する。たぶん4つか5つ。
第2段階
- リングショット
- レッドアントラー×2
- 黒い雷(画面外→真下→画面外)
- 百裂突き
- ホワイトアントラー×4
- 切り払い→突き
- グリーンアントラー×3
- 交差斬り
- レッドアントラー×2
- 黒い雷(画面外→真下→画面外)
- 百裂突き
- ホワイトアントラー×4
- 切り払い→突き
- リングショット
- グリーンアントラー×3
- 交差斬り
- 9に戻る
リングショット
自機狙いのリングを2回×2セット放ち、その後6つのリングを両端から中央に向かって放つ。リングは吸いこめないが、〆の6連リングでは星が出現する。画面上空が安全地帯。
技名は両攻略本共通。
バグズ召喚
「バグズ」と呼ばれる雑魚敵を召喚する。レッドアントラー、ホワイトアントラー、グリーンアントラーの3種類が存在し、それぞれファイア、アイス、スパークをコピー可能。ストーリーモードでは倒すとたまに回復アイテムを落とす。グリーンとレッドは吸い込みに時間がかかる。
編成はレッド2体、ホワイト4体、グリーン3体の3種類。
バグズを全滅させないかぎりセクトニアは戻ってこない。高みの見物といったところか。
黒い雷
前の段階とは異なり画面手前からも放ってくる。右から左へ、あるいは左から右へと、薙ぎ払うように地を這わせる。画面外→真下→画面外 の3回で1セット。星は3回全てで出現する。
ジュエル付近を周回するセクトニアには攻撃を当てられる。
体力が残り3分の1程度になると次の段階へ。クィンズジュエルを杖で叩き割り、再び宮殿での戦いとなる。このとき画面中央付近に居ると、ダメージを受けるばかりかコピー能力まで失ってしまう。
ちなみにガード可能。スナイパーのぎたい、リーフのこのはがくれでも回避可能。
余談だが、カービィとセクトニアのボイスはどちらも大本眞基子が担当している。ふっ飛ばすのもふっ飛ばされるのも大本さん。
第3段階
- テレポート追尾~レイピア ×4
- バグズ召喚(ホワイト×5→グリーン×4→レッド×3→ホワイト×5でループ)*1
- その他攻撃(ブライトネスリング→ロッドショット→交差斬り→黒い雷→ブライトネスリングでループ)
- 1に戻る
この段階の行動パターンは少々特殊。端的に言えばテレポートとバグズ召喚を、その他の技を挟みながら繰り返してくる。
今度はバグズと共に攻撃を仕掛けてくる……というより、バグズを巻き添えにしながら攻撃してくる。足止めの捨て駒として、それこそ虫ケラ同然に使い捨てられる兵士がなんとも哀れである。*2
もしも3の攻撃後にバグズが1体でも生存していた場合、1に戻らず3のグループの技を続けて繰り出す。それでもバグズが全滅しないと、バグズが画面端から退場し、それから1に戻る。*3
具体的にはこうなる。
テレポート→ホワイト5体→ブライトネスリング→テレポート→グリーン4体→ロッドショット→テレポート→レッド3体→交差斬り→テレポート→ホワイト5体→黒い雷(以下略)
これが基本の攻撃パターンだが、ブライトネスリングの後にホワイトアントラーが1体でも残っていると以下のようになる。
テレポート→ホワイト5体→ブライトネスリング→ロッドショット→テレポート→グリーン4体→交差斬り→テレポート→レッド3体→黒い雷→テレポート→ホワイト5体→ブライトネスリング(以下略)
ロッドショットや交差斬りの後にバグズが残存しても同様で、ズレが修正されることはない。黒い雷でも理論上はそうなるだろうが、技の性質上、バグズの生存はまず起こりえない。*4
カービィを追いかけてくるはずのバグズが逃げ出していく。近づいても攻撃してこない。
テレポート追尾~レイピア
高笑いと共にテレポートを連発し、カービィの背後からレイピアで斬りつける。必ず4回行い、最後に剣が刺さって隙が生まれる。
1月5日追記
技名を「テレポート→斬りつけ」から「テレポート追尾~レイピア」に改定。技名は電撃攻略本より。
バグズ召喚
バグズが1体ずつ増加し、ホワイト5体、グリーン4体、レッド3体に。転落しなかったりセクトニア自ら潰したりするおかげでむしろ面倒くさくないかも。
ブライトネスリング
バグズを一網打尽にすることでお馴染み。第1段階と異なり射出のみで、纏わりついてはこない。カービィの高さに合わせるため、上空に飛ぶとバグズは助かる。
ロッドショット
3発から5発になった以外は同じ。
交差斬り
変化なし。
黒い雷
画面端に移動し、真下から反対側に向かって地を這わせるように雷を放つ。この技は段階ごとに性質が異なる。バグズは全滅する。
実はガード不能な技が1つも存在しない。ガード削りを防ぐベルやアイスなら百裂突きも余裕で防げる。
第1形態の攻撃パターンは以上です。この時点でかなり多いですね。
あれ……。
タランザを吹き飛ばしたこのビームは一体……?