スクショ多数の雑多な感想メモ。今回は真のラスボスについて。
重大なネタバレしかありません。ご注意ください。
あと1戦?
真のラスボスとは「The アルティメットチョイス」の「魂が飛び出る辛さ」でのみ戦えます。
トリデラやロボプラのこともあり「あと1戦?」に非常に強い不安を覚えますが、果たしてどうなるか……。
あと休憩所の曲がマジュハルガロア付近のマップになる演出が好いですね。ロボプラのFatal Errorに続き抜群のチョイス。
破神
エンデ・ニル
真のラスボスは破神「エンデ・ニル」の強化版。
名前は同じですが白中心のカラーリングとなっています。
戦闘BGMは通常版と同じでした。サウンドルームでは114番(Ver2.0.0時点)。
2018年4月21日 追記
曲名は「組曲:星羅征く旅人」(ニンテンドードリーム6月号のスタッフインタビューより)。
第1形態
ストーリーモードと同様にティンクルスターアライズでのシューティングバトルになります。
衝撃波の数が増加しています。特にジャンプからの衝撃波が避けにくい。2段ジャンプに気がつくまでは何度も被弾した。
というかニルとのシューティング戦の攻略難易度は、2段ジャンプを知ってるかどうかでだいぶ変わると思う。
剣が当たらないニルの側面から背中や額の目玉に攻撃することもできます。
スペシャルページはエンデ・ニルのイラスト以外は通常版と変化なし。てっきり変わってるものかと思った。
第2形態
第2形態は通常版とほぼ同じ。大きい文字弾が増えたくらいです。
通常版もそうですが、アルティメットチョイスではハイネスたちが捕らわれていません。もちろん救出パートもなく、回復アイテムももらえません。
第2形態の説明文は通常版と異なります。ニルに芽生えた魂と闇の心のエネルギーが混ざり合い、カオスとなり増幅しているようです。
憎悪、執念、嫉妬、欲望……。これまでソウル化したボスたちを彷彿とさせる言葉ばかり。これまでのソウル化との関係が気になる。
不穏な文章からプレイヤーを鼓舞するような文につながるのはトリデラやロボプラのスペシャルページから踏襲された演出ですね。
第3形態
通常版から順当にパワーアップを遂げています。極辛ピンチ味と比べても明らかに耐久力が高い。
本体まで白くなり、ますますゼロツーっぽくなりました。
降り注ぐ槍の本数が増加。自分は自機と魔方陣が重なったら少しだけ動くようにしています。確認はできませんが、おそらく画面外にも大量に槍が降り注いでいるのでしょう。
ニルの頭上にマスタークラウンが出現。通常版でもシルエットが映っていましたが、ハッキリと姿を見せました。
いかにもハルカンドラと関係ありそうなこいつがマスタークラウンを出す理由は、ラスボスほぼ全部乗せだから、だけでは無さそうですね。
マスタークラウンからのビームが大変厄介で、2段ジャンプに気がつくまでは何度も被弾しました。どうやら最初以外は全て自機狙いらしく、発射前にジャンプすれば勝手にずれていくようです。
スペシャルページはニルのイラストを除き通常版と同じ。実際にBGMに乗せて歌おうとするとどうもすんなりはいかないらしい。
魂沌
ソウル オブ ニル
第4形態は魂沌「ソウル オブ ニル」と名前が変わります。
シリーズ6体目の「ソウル」ですが、今回は名前の前に「ソウル」がついています。
白い身体とカービィそっくりの顔が英語版の初代パッケージを連想させますね。最初はもしやポポポかと思ったけどあいつはピンクor赤だった。
これまでの〇〇ソウルは一度破れた者や絶えかけた者が甦った存在でしたが、ニルはなにか違う……むしろ生まれたての赤ん坊のような存在に思えます。
通常版の時点でかなりの強敵でしたが、攻撃がより苛烈になっています。
ソウルお馴染みシューターカッター。なんでマホロアだけ使わなかったんだろう。今回は左右に動きながら3回射出します。
分裂してからのニードルやバウンドポンドなどえぐい攻撃が目白押し。おまけにHPが減ると防御力が増加するため、速攻撃破も難しくなっています。
分裂バウンドポンドの衝撃波は範囲が広い上に妙に長く残るためとても厄介。なまじ反撃チャンスがあるだけに余計にダメージを受けやすい。
漏電ダークビームには最初見事に引っ掛かった。あんだけ属性推してたのに。水自体には触れてもダメージにならないと油断させてくるのがいやらしい。
ゼロの小型ダークマターとドロシアのパラマターとマホロアのブラックホールのミックス。ニルの攻撃にしては有情な部類のはず。
リアルダークマターの回転ダークビーム、マホロアのマホロア砲ワープタイプ、セクトニアソウルのフローラルカノンが全て合わさったような怒涛の極太ビームラッシュ。見掛け倒しではなく非常に避けにくい。
ニルの猛攻をくぐり抜けてついに倒し……
倒し……
倒したああああああああああああああああ!!!
新形態や最後の心無い涙があると思って身構えてた!!
歴代ラスボスほぼ全部乗せに恥じない強敵でした。後半から防御力が上がるせいでかわしにくい大技のターンが長続きするのがエグいですね。真ラスボスの中でも最強クラスじゃないでしょうか。
戦闘数が極辛ピンチ味と同じにも関わらず「あと1戦?」表記だったのは……「ソウル オブ ニル」と「エンデ・ニル」が別々のボスとしてカウントしているのかもしれません。
そしてソウル オブ ニル撃破と同時にめでたく100%クリア!
真ラスボス撃破と同時に達成できると非常に気持ちが良い。
今回は隠しアイテムの収集難易度が低めなので、魂が飛び出る辛さが最後の壁になる人が多いと思います。
魂沌 スペシャルページ
集うエネルギー次第でニルは様々な存在になり得る。
ニルははじめから破壊神だったのではなく、闇のエネルギーが集まったことで孤独な闇の物質として誕生したようです。
カービィにそっくりな顔になったのはなぜか、ダークマターにそっくりな形になったのはなぜか、歴代ラスボスの技を使ってきたのはなぜか……。様々な疑問を生じさせる敵でした。そして「そもそも星のカービィはどこからきたのか」という疑念すら生じさせるという……。考察や妄想の種を大量にばらまいていきました。
ハイネスの発言も含め、ともすれば星のカービィのアイデンティティをひっくり返すかもしれない、カービィワールドの深淵に近い場所にいるのかもしれません。
今回はグリーングリーンズやカービィ凱旋のテーマのフレーズが含まれるBGMが多い気がしましたが、カービィのテーマだと再認識させるためだったのかもしれませんね。
そしてカービィそっくりなニルとの戦いでグリーングリーンズを丸々流し、「こいつもカービィなのかもしれない」と思わせる……と。
なんにせよ、ニル戦のグリーングリーンズの意味合いが「カービィがラスボスと勇ましく戦うテーマ」にとどまるとは思えません。
星のカービィにそっくりだけれど、でも星のカービィにはなれなかったニルは、歴代ラスボスの悪い心をコピーした星のカービィのifルートにも思えます。
ニルが次に命を得るときは、カービィと友達になれるのでしょうか……。
エンデ・ニルおよびソウルオブニルについてより詳しく書いた記事です。全攻撃パターンや考察などを掲載しています。