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【カルドセプト ブック紹介】リバイアサンコイン

 麦茶が美味しい季節になってきました。Twitterではしょっちゅう話題にしているカルドセプトというゲームについての記事です。前回のランキング戦でどんなブックを使っていたのかちょっと紹介します。

www.nintendo.co.jp

  敵破壊時に護符を入手するパイエティコインと、土地変性の能力をもつリバイアサンを軸にした水属性ブックです。タイトルの元ネタに反して防衛よりも侵略重視。

 聖堂のないダムウッドではコラプションやイクリプスを入れているプレイヤーなど滅多にいないため*1、護符は安定した資産となります。ダムウッドは風属性と水属性の人気があって属性被りが起きやすい。つまり護符の価値が上がりやすいだろうというのがブックを組んだきっかけです。

カード毎の解説

水属性

リバイアサン

 主役。高いステータスと「敵破壊時に土地の属性を水に変える」という能力を有する大型クリーチャー。コインを持って敵を破壊すれば「リバイアサンの土地変性→護符取得」の順に発動するため、確実に水属性の護符を手にします。これによる護符取得と拠点防衛が仕事です。STはファイターやミノタウロスと同じなのでサポートがないとそうそうコンボが決まらないのが悩みの種ですが、いざ決まれば終盤に順位をひっくり返しトップに踊り出ることも可能だもん。

グレンデル

 水属性どころか全クリーチャー中でも有数の侵略者。こいつの前ではシェイドフォークもジャッカロープもガルーダも弱者扱いされます。ダムウッドで人気のホーリーラマやフェイトに強打を発動できるのは頼もしい。護符ゲットも拠点陥落もこなせる強者ですが、デコイを全力でぶん殴って自滅するお茶目なところも(困る)。

・G・イール

 風属性が大人気なのでいつもより強い。特にマスターモンクは格好の獲物で、雪辱アイテムやフュージョンでも手札にない限り余裕で喧嘩を売りにいけます。もちろん拠点防衛もこなせる便利屋。ただしダムウッドは手持ち魔力が厳しくなりやすいので2枚だけです。適当な地or風土地に置くとターンウォールされやすいが、アイスウォールもまあ脆くないので普段は気にしない。

・ブックワーム

 最凶クラスの領地能力と最弱クラスの戦闘力の持ち主。この芋虫を大変恐れているのは魔法使いだけじゃないですよ。面倒な手札を壊せればいいのということで1枚だけ採用。活きていたんだかそうでないんだか、同盟戦じゃないんだからシャッターやリフォームで良かったかもしれません。これの成虫がラストクローラーなんでしょうか。だったらずっと幼虫でいて欲しい。

・ムジナ

 バラ撒き兼連鎖切り兼護符ゲット係。そこそこ安く、相手にアイテムを浪費させやすく、弱いやつなら楽に倒せるため、このブックとの相性が非常に良かった。最終的に4枚積むこととなりました。相手の手札が多いほど強くなるためブラフ性能が高く、終盤に引いても無駄になりにくい。相手の土地を踏んだら適当に投げつけられるのはとても便利。正に化け狸。一方で相手が本気で潰しにくるとあっさり死ぬ。安定はしないがコスパは優秀。

リリス

 侵略力を重視したのでリザードマンじゃなくてこっち。コインとともに手札から出すとSTが最大でも40にまで下がるのが弱点。ただ移動侵略では強かった。手札を抱えやすく、更にバイタリティとの相性も良いのでまあまあ生き残る、かと思いきやモンクやケンタウロスに殴られる。あとアンダインもブーメランを持ってやってくる。1枚はニンジャの方が良かったんじゃ。

以外

・シェイドフォーク

 いたれりつくせりな強いやつ。属性がかぶれば護符もこいつのSTも高くなりやすい。ただ3人戦だと4人戦よりST上昇量が控えめ(正確に言うと前半は同属性のクリーチャーが多くなりにくい)で、しかもダムウッドはそんなに広くない。そんなわけなので1枚……が、やっぱ強いので2枚に増えました。敵を沢山倒して護符もいっぱい持ち帰ってくれました。

・デコイ

 侵略が成功しやすくコインとの相性もよろしい、何よりコロッサスがウヨウヨしていたので投入。間違いなく戦闘では強いのですが、やたらとイビルブラストが多かったので今一歩活躍できませんでした。ディスカードが要るので「それは囮だ」とか言ってられない。

アイテム

パイエティコイン

 このブックのメイン。終盤には護符の価格が1枚70G以上なることもままあるので、一旦入手すれば奪われにくい資産として機能します。目標魔力が7000なので10枚持ってるだけでもかなり有効です。誰かがレベルを上げている属性、できれば水や被っている属性の土地を狙ってクリーチャーを倒していきましょう。戦闘には何の効果も及ぼさないためか、シャッターやリフォームで破壊されることはまずありません。

・その他アイテム

 リバイアサンは防具が使えないので無効化アイテムはガセアスフォームを採用。それ以外は攻防両用です。最初はパワーブレスレットが2枚でしたが、ムジナリリスシェイドフォークとの相性が悪いためカタパルト2枚のパワブレ1枚に。リバイアサンの能力は防衛時にも発動するので、クインテッセンスを撃たれても敵を返り討ちにして元通り……なんてこともありました。

スペル

・アンチエレメント

・ディジーズ

 ドローソースも兼ねた敵の弱体化。デコイなどのMHP20以下を戦闘開始と同時に潰せる後者のほうが役に立っていました。交差点の水土地でふんぞり返っているデコイに使うと、してやったりです。あとマスターモンクも気合を入れたと思ったらポックリ逝ってしまう。攻撃前に敵が死んでも護符は手に入るしリバイアサンは浸水させてくれる。病気の強さは神々や竜も認めるらしい。

 コロッサスだらけのせいかシーボンズが少なかったのでアンチエレメントは今一歩でしたね。ディジーズより高いし。

・チャリオット

 ちゃりおつと書くとなんか可愛い超重要カード。主な用途はもちろん侵略で、シェイドもデコイもプリンもグレンデルも愛用しています。特殊土地も飛び越えられるため、画面下方の火属性土地においておけば後で近くの水に飛ばせるのも地味に大きい。拠点の脇を固めたり城や砦の隣に移動したりとすごく便利。

・スピリットウォーク

 安いのでとりあえず撃っておいて水土地に動かしたりもできるし敵の隣に侵略クリを運んだりもできる。ただし移動できるのがダイスを振ったあとなので、侵略にはイマイチでした*2。戦闘中は基本無意味な呪いなのでマヒやシニリティの上書きにも使えます。最悪敵のクイックサンドに撃つ。

・バイタリティ

・ピース

 アイテムが少ない代わりのスペル。特に前者はワンドローのお陰で適当に撃っても機能する優良カードですね。1ブックに1枚入れても良いレベル。でもエグザイルは怖い。

採用していたカード

・フェイト

 ドローソースも兼ねたバラ撒き。戦闘では強くなく、カードがあぶれやすいのでムジナやトータスとチェンジ。

リザードマン

 器用なトカゲ。より侵略を重視したい上にそもそも防具がないのでリリスに変更。

・ファイター

 平凡を絵に描いたような40だらけの兵士。安くてそこそこ侵略もできるしブラフ用の鉄砲玉にもなる。これもムジナと交換。

・シニリティ

 強烈な効果が故に使いどころが難しかった。このカードで「自分が」得をするのは意外と難しい。シニリティからのリバイアサンどーんは決めてみたかったんですがねえ。

プレイ中の注意点

 クリーチャーは魔力の許す限り序盤から置いていきます。周回ボーナスと連鎖のみならず、後々の侵略のこともあるので水土地以外でもお構いなし。とりわけ確保したいのは城や砦の隣とそして交差点。どちらも踏みが発生しやすく、前者はテレキネシスなどのスペルに強くなり、後者は侵略機会の増加にもつながります。重要な土地なのでリバイアサン、グレンデル、ウナギを優先して配置します。

 パイエティコインといっしょに侵略しないと護符は勿論もらえないので、あまり捨てないようにしました。これがちょっとまずかったかも。手札が溢れたら、序盤はバインドミストやリコール、終盤はトータスやプリンやブックワームを諦めています。スピリットウォークはあんま使わなかったかな。マナは捨てたくない。

 逃げ場の少ないマップなので足スペルはあまり適当に使いたくありませんが、捨てるのはもっともったいない。中盤以降は、手札がいっぱいかつ他にすることがなければホーリーワード8も使います。序盤から使いすぎると高額領地を踏んで泣きを見る。

 護符を獲得してこそのブックなので、相手の防衛アイテムにはいつも以上に気を配り、呪いをかければ倒せるときには呪います。ディジーズは元から弱いやつに、アンチエレメントは拠点になりそうなところにできれば使いたい。

 ドレインマジックで吸われるくらないなら300払って地変しておきます。どうせ地変スペルはシンクが1枚のみなのでレベル1なら惜しんでも仕方ない。ここじゃなくてあそこを……と言えるほど広くもないですしね。

感想

 勝てるのはやはり序盤に護符を手に入れたとき。後まで奪われる心配がなくゲームが進めば資産も増える。何より、手札にずっとパイエティコインを抱えずに済みます。またラスト5ラウンドでリバイアサンでの侵略を決めると半端じゃなく気持ち良かったです。これにより逆転したこともありましたね。こいつのコストの重さはさすがに強さ相応というか、どんでん返しの切り札足りえるやつが使いやすすぎても困るのでこのままでいいです。

 属性被りはやはり起きやすく、水3人とか風2人水1人とかも珍しくない。そのおかげで護符の価格は上がりやすかったですね。ただ裏を返せば風被りのガルーダという化け物と出くわしやすいわけですが……。

 グレンデルはコスト以上の強さと言ってもいいほどで、とにかく強かった。呪いで弱体化させた敵拠点にこいつを送り込むと笑顔になる。卑劣漢だろうと勝てば官軍でよかろうなのです。

 低コスト部門だとムジナが便利でした。「アイテムを使えば相手のムジナが弱くなる」というのは効果が大きく、後々のために手札を吐かせやすかったです。土地を奪えればそれでよし。ただ手札に復帰するブーメランだとこの手出し侵略に意味が無い。

 負けたのはパイエティコインがずっと使えなかったとき。コインブックを使うときであっても護符に拘りすぎず、普通に連鎖を増やすことも考えていくべきでした。後で自属性の護符を手に入れれば一気に儲かるんだし。

 何よりこのパイエティコインは基本的に戦闘自体には全く貢献せず勿論マップ上でも使えないので、ちょっとお荷物になりがちでしたね。手札は6枚しか持てないこともあり、その点でリスクを抱えるカードといえます。リターンは決して小さくないのですが、2枚も3枚も抱えているくらいなら別のカードを手札に加えたほうが良かった。

 それと敵を破壊できなければ護符も得られないので、とにかく相手の防衛アイテムが邪魔でした。妨害用の呪いスペルが多めですが、シャッターなりスクイーズなりリフォームなりを更に増やしたほうが良かったかも。土地への妨害は自分の利益になるように行いたいが故に難しい。このカルドセプトで「漁夫の利」は大正義なのです。

 カウンターシールドが無いのは想像以上にきつかった。コロッサスやシェイドフォークやバーンタイタンやグレンデルやガルーダなどを倒せるかどうかは本当に大きいです。

 あとイビルブラストに焼かれるクリーチャーが多いのも難点ですね。3人戦ということもあり、誰かの不利益が自分の利益になりやすいためかよく使われてました。

 それと先制持ちクリーチャーをもう少し増やして、それでマサムネやボーパルソードを入れるのもありかもしれません。

 ランキング全体を振り返って

 属性の人気は風≧水>火>地だったでしょうか。現在のランキング「二心」ほどじゃないですが攻撃的なブックが多いので、攻めるも守るも手札次第になりがちな地は少なかったです*3

 属性問わずに使われていた人気クリーチャーは、コロッサス、シェイドフォーク、デコイ、バーンタイタン、G・イール、フェイト、ホーリーラマ、スレイプニル、辺りですかね。風が多いので火属性でもG・イールに出張を頼んでいました。地属性から出張していたのはスピットコブラとマミーくらいでしょうか。

 あとはそうだな……なんでこのマップには避けられない位置に祠があって、更に「全クリーチャーマヒ」だの「全ての砦を通ったことになる」だの「手札を捨てて6枚引く」だの出てくるんですかね?  特に真ん中のやつはここだと嫌がらせじゃないですか。これのせいで勝ったことも負けたこともあるくらいに影響が大きい。祠を踏みたくないからテレポートの使用をためらうくらい。

 実際にはこれ以外にもいくつかブックを使っていて、最終的には3つをローテーションで回してました。水が2つと、地が1つです。

 今回は経験者向けの記事と非初心者向けのブックでしたが、未経験者or初心者向けの記事も書くかもしれません。読んでくださった皆様ありがとうございます。

*1:どういうわけか2回くらいあった

*2:このスペルで行けるようになるのは空き地だけ

*3:ちなみに二心だと風>水≧火>地で、更にダムウッドよりは差が小さいっぽいです